自宅ネットワークを更新(I-O DATA WN-G300R3)〜ハイパワー仕様で2階の電波強度も改善

ずっと懸案事項ではあったのですが、自宅のWi-Fi(無線LAN)環境に不満がありました。そしてついに年末年始のネット激遅状態に嫌気がさして、少しでも改善させるべくWi-Fi機器を更新することにしました。

リモートのサーバーとセッションが切れる(自動処理させているのが止まる)事に我慢の限界が来てしまいました。

我が家の場合は1階にインターネット回線を引き込んでいるので、

  1. NTT ONU
  2. YAMAHA RT-57i
  3. BUFFALO WCA-G

この三台構成で宅内にネットを引き込んで、WCA-Gで無線LANの電波を飛ばしてWi-Fiで使用しています。

なんとかごまかしながら使ってきたのですが、どうしても2階の部屋に置いているデスクトップPCのネット接続の問題(電波が弱い)が後回しになっています。

一応、対策としては、いわゆるUSB Wi-Fi子機I-O DATA WN-G300UA(高感度無線LANアダプター)を使ってデスクトップPCでもWi-Fi接続で使ってしのいできましたが、元々のネット接続が遅いので快適とは程遠いです。デスクトップPCでは集中して作業するので無線LAN接続は少しでも状態良く使用したいと考えました。

長年使ってきた無線LAN親機(BUFFALO WCA-G)はトラブルも無く動作してくれ、ワンルーム等のコンパクトな環境においてはお手軽で気に入っていたのですが、二階建ての家屋では電波が弱くなり不安定な状態が実情です。

有線LANケーブルを自由に敷設出来ない住宅環境においてはどうしても無線LANに頼らざるを得ません。借家という理由もあり勝手に壁や床に穴をあけて配線するわけに行きませんので。

Wi-Fi親機をハイパワーモデルに変更

BUFFALO WCA-Gでは力不足と判断してハイパワーモデルを使用することにしました。ここでいっそのことハイエンドなものに切り替えることも考えたのですが、2階の部屋でデスクトップPCを使う頻度はさほど高くないことや、高速モデルを購入してもインターネット接続(プロバイダー)が遅いことから、高速なWi-Fi機器を無理して買ってもほぼ無意味と考えると、見返りの期待できない投資をするのはやめようと言う判断になりました。

そこで、先に記した通りデスクトップPCで使用しているI-O DATA WN-G300UAと釣り合いの取れる程度のローコスト・ハイパワーモデルは無いものかと調べてみたところ、I-O DATA WN-G300R3が候補として上がってきました。

セキュリティ的に「WPA2」に対応しているので、最低限のセキュリティ水準はクリアしていることや、親機〜子機両方でIEEE802.11n/g/b準拠というのも、ようやく親機と子機で仕様を合わせられるという狙いもあります。新たにIEEE802.11nを使えるようになるので最大300Mbpsまでアップです。

メーカーもI-O DATAで統一、型番もWN-G300で統一出来ます(おそらくこの製品は組み合わせ利用を想定されているのではないでしょうか?)

今まで、親機(BUFFALO)、子機(I-O DATA)という異なるメーカーの組み合わせ、Wi-Fi規格の互換性に頼ってきたわけですが、今回メーカーとモデルを揃えられたという事はWi-Fi規格とは別のメーカー設計独自のメリットも受けられる可能性があるのかな?と少しだけ期待しています。

思っていたよりも小さかったWN-G300R3

手にしたパッケージがコンパクトで軽い事から、ちょっと商品イメージと違うなと思いながら開封してみたところ、想像以上にコンパクトなWi-Fiルーターが中に入っていました。パッケージ写真で見るとサイズが分からないですよね。

サイズ的にはコンシューマモデルの8ポートスイッチングHUBより小さいです。4ポートHUBを少し大きくした位のサイズと言えば伝わるでしょうか?ショートサイズのタバコを比較の為に置いてみました。

ハイパワーモデルという言葉で勝手にイメージを膨らませていたので、この小ささはちょっと拍子抜けでした。しっかりした高機能なアンテナやブースターが内蔵されていると勝手にイメージしていたのです。

外観チェック

整然とLANポートが5つ並んでいます。青いポートはWANポートですからONUに接続します。黄色はLANポート。つまり4台の有線LANデバイスも接続可能です。非常にシンプルなインターフェース仕様になっていると思います。

新しいネットワーク構成

このWi-Fiルーターは名称通りルーター機能も備えているので、PPPoE接続が可能です。つまり今まで使用してきたYAMAHA RT57iも不要になります。RT57iは非常に優秀な多機能ルーターでしたがようやく退役させられます。

  1. NTT ONU
  2. I-O DATA WN-G300R3

台数的には1台減っただけですが機器間の配線がごちゃごちゃしていたものがシンプルになりました。コンセントも一つ空きました。トータルの消費電力もわずかながら減ったと思います。

RT57iはIP電話機能を使用していたこともあり長年気に入って使い続けてきたのですが、家族の携帯電話をドコモのカケホーダイにしてしまったこともありIP電話は不要になりました。よってRT57iには引退して貰います。微々たるものですが少しずつ無駄をそぎ落としていきます。

WN-G300R3の設定

この機種の設定は非常に簡単です。

まずは設定するためにデバイスを接続する必用があります。有線LANデバイス(PC)を持っているならそれで行うのが一番確実で結果的に手間も減らせると思います。

我が家の場合は、YAMAHA RT57iのコンフィグをテキストファイルにコピーして保存して手元に確保しておきました。プロバイダの接続情報を記した用紙はきちんと保管していますが、それすら探しに行くのが面倒です。動いている設定情報を抜けるのであればこれが一番確実。

その上で、ノートPCをLANケーブルで接続し、Webブラウザ(Firefox)で接続して設定画面を表示させました。

もちろん、スマートフォンやタブレット等のWi-Fi設定を済ませれば、Wi-Fi対応デバイスからの設定も可能です。実際、Androidスマートフォンからも試してみましたが、プロバイダへのPPPoE接続情報(ユーザーID、接続パスワード)を入力するだけで基本的には接続可能です。

もちろん「かんたん接続」からウィザード形式で設定しても構わないでしょうし、「モバイル表示」から行うと更にシンプルなのでISPのPPPoE接続情報さえ準備してあれば、誰でも簡単に設定出来ると思います。私はなるだけ設定項目が同時に多く見られるモードの方が見通しが良くて便利なので、こういう画面から設定する方が好みです。

設定を終えたらパスワードは設定しておこう

この製品(I-O DATA WN-G300R3)は、おそらくWi-Fiデバイスからの設定の手間をなるだけ減らそうと配慮しているらしく、設定画面へのアクセスにセキュリティが施されていないのが初期値です。

上手くネットに接続出来たら、最後に設定画面へのアクセス制限をつけて置くことを強くオススメします。ユーザー名とパスワードの組み合わせで設定画面へのアクセスを制限出来ます。パスワードに記号は使えない様なので(エラーで拒否られた)、英文字と数字の組み合わせのパスワードになると思います。

2階の電波状況は少し改善し、接続が安定した

コンパクトな筐体なので少し心配はしたのですが、仕様上の電波は2.4GHzと周波数が高いこともあり(波長が短いので)アンテナは2つ実装されているもののコンパクトになります。一応ハイパワーモデルだけあって、今まで2階のデスクトップPC側で70%弱の電波強度だったのが、95%位の電波強度になりリンク品質は100%をキープ出来るようになりました。

時々、電波強度が落ちてVPSにSSH接続しているものが切れたりと、イライラさせられていたのですが安定して使用できるようになりました。

ただ、2.4GHz帯の電波は多用されている事もあり、電波の混信(ノイズ)に弱いという弱点があります。我が家の場合は1階と2階の遮蔽物(床材)の影響を軽減する意味でなるだけ低い周波数帯をチョイス。5GHz帯の高速な無線LANは見送ることにしました。元々のインターネット接続が遅いので高速通信に執着しても意味が有りません(機器もまだ割高ですし)。

I-O DATA WN-G300R3についてまとめ

とにかく価格が安いのは有難いことです。2,500円位で購入出来ました。安かろう悪かろうはこの機器には当てはまらないらしく、悪い評判はほとんど目にしません。息の長い製品というのも安心です。用途さえマッチしていればコスト・パフォーマンスが高い製品だと思います。

ハイパワーモデルという謳い文句については、まぁちょっとマシかなという程度なので、過剰な期待はしない方が良いと思います。現在使用している無線LAN親機が通常モデルで、隣の部屋がちょっと繋がりにくいとか、そういうレベルであればこれくらいのハイパワーでも十分効果は見込めると思います。

広い家や事務所等の環境においては、アンテナが3本以上のものや、ビームフォーミング対応の機種が良いでしょうね。もちろん価格はそれに従って高価になってくると思いますが、無線は電波が届かないと使えないという残念な仕組みなのでお金で解決させる事も必用だと思います。

我が家の場合は、比較材料的に今まで使用してきたBUFFALO WCA-Gというワンルームで使用する程度の簡素な無線LAN親機を使用していた事から、ハイパワーモデルなら多少改善されるだろうという比較の想像が出来ました。

極論言えば、価格が価格なのでこの機種には過剰な期待はしないことです。それでも悪い評判(レビュー)が余り無いということは、それなりに使える(安定して動作する?)ということだと思うので、私は良い買い物が出来たと思っています。

追記:一週間SSHで接続しっぱなしてみたが切れなかった

PCで自動処理をさせる為に一週間起動しっぱなしにするので、試しに借りているさくらVPSサーバーにSSH接続した状態でPuTTYを放置してみたのですが、SSHセッションが切れる事なく維持されていました。

今まで、セッションエラーでもプロセスが落ちない様に、いちいちscreenを起動してからプロセスを立ち上げていたのですが、一週間接続しっぱなしで維持出来たとなると、かなり効果が出ていると言えそうです。一週間接続しっぱなしで切れないとは!もっと早く更新しておけば良かった。

追記:不満点についても記事にしました

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