さくらVPSのdebian8を素の状態でインストールしたら、sudoが使えない状態でした。rootからvisudoを実行しても、command not foundって出るので管理すら出来ません。もしかしたsudoがインストールされてない?
今まで使ってきたdebianはどうやってインストールしたか覚えてないのですが、sudoが使えなかった記憶は全く無いので、インストーラーの違いによるものだろうなとは思います。
とりあえずインストール時に登録したユーザーは、su権限を持ってないのでコンソールからrootで作業しておくことにします。
まずはパッケージリストを更新。
$ apt-get update $ apt-get upgrade
sudoが入っているか確認します。
$ dpkg -l | grep sudo
何も反応が無いので、私の環境にはsudoが入ってないっぽいです。
早速、sudoをインストールします。
$ apt-get install sudo
sudoのインストールが終わったので、一般ユーザーをsudoersに追加します。多分visudoが使えなかったのは、sudoが入ってなかったからだと・・
$ visudo
今度はちゃんとvisudoが起動しました。やはりvisudoはsudoパッケージに同梱されている様です。
自分のユーザーアカウントをsudoersに追加します。rootの次に同じ様にして追記すればrootと同じコマンドを使用できる様になります。細かく設定する必要があるならば、visudoやsudoersで検索すると沢山情報が見つかります。
余談ですが、visudoはviがついているくせに操作性はviと違うので注意しましょう。終了の仕方は画面下部にショートカットキーが表示されているのでCTRL-Xで終了です。保存はCTRL-Oでした。
これでsudoコマンドが使用できるようになったので、一般ユーザーで(SSHからも)サーバー設定作業を進められます。さくらVPSのコンソールはセッションが切れたりして不安定ですし、コピペも出来ない様なので、なるだけSSHで接続して操作したいのです。率直な意見としてコマンド操作で事足りるなら、コンソールは緊急時のみでしょう。
コメント