テリオスキッド(TA-J131G)のヘッドライトASSY交換~グリルとフロントバンパーを外せば交換可能

日記

テリオスキッドのヘッドライトASSY交換

先日の車検前見積もり確認でダイハツから、ヘッドライトの光軸調整が出来ないので車検に通らない旨指摘されました。ディーラーは中古パーツを扱ってないので、ヘッドライトアッセンブリを新品で購入する見積もりを提示されました。一つ29,000円ほどかかるので左右セットで交換すると6万円弱かかります。交換工賃も当然かかりますから、ざっくり6万5千円の上乗せです。

年式が古いこともあり、各部にサビなんかも出てきて車検を通すのもすんなりとは行かなくなって来ました。それは承知しているものの、車検に17万円も払えない・・今回と次回車検を通したら流石に乗り換え(もしくは車を手放す)かなと思っているので。

そこでヤフオクでレンズをコーティング済みのヘッドライトASSYを調達することにしました。リサーチして自力でヘッドライト交換も可能っぽいと分かったので自力で交換して約6万5千円を節約します。とは言うもののヤフオクで買った中古パーツは送料込で1万2千円ほどかかったので5万円程度の節約にとどまりますが、廃車寸前の車を車検通すのに5万円の差は大きいですから仕方ありません。

既に取り外したリビルドのヘッドライトASSYと、今回購入したボロいヘッドライトASSYを比較したかったのですが、キチンと並べて写真を撮る余裕がありませんでした。リビルド品はラップで巻いた状態でダンボールに入れたままになってます。しかし改めて見ると汚いし黄ばんで曇ってます・・

フロントグリルを外す

テリオスキッドのヘッドライトを交換するには、4本のボルトで固定されている部分にアクセスする必要がありますが、テリオスキッドの場合は下側のボルトがフロントバンパーで隠れているのでアクセス出来ません。つまりフロントバンパーを外す必要があります。

リサーチによると、フロントバンパーは完全に外さなくても下げておくだけで良い(フォグランプなどは付いたまま)と分かったので、まずはグリルを外します。

ボンネットを開けるとグリルは4本の樹脂製クリップで固定されていることが分かりました。プラスドライバーで回転させながら爪でこじるとスルスルと抜けてきました。一本厄介なのがありましたがクリップが割れたりせず無事に取り外せました。

ラジエター脇のひっかけ部分は腕を突っ込んでエンジンルーム側からひっかかりが取れる方向に押して取り外せました。グリルは比較的簡単に取り外せると思います。しかし真正面にある、はめ込み樹脂パーツは折れていました(前のオーナーが無理やり外した可能性はあるかも)。ガタツキの原因になるので、この辺りはキチンとしてやる必要がありそうです。車検時に整備士に相談してパーツだけ供給してもらおうかなと思っています。(自分で余裕で交換出来るので)

フロントバンパーを外す

次にフロントバンパーを外します。グリルと同様に樹脂クリップが3つ使われていて中央は取れました。あとはサイドなのでフロントフェンダーのタイヤハウスの中を確認して1本ボルトで止まっているのが見つかったので左右取り外します。

その後、フロントバンパーの開口部にネジが3本あったので取り外し、車体下側から覗き込むと左右に1本ずつ固定されていたのでこれも取り外しました。言うまでもありませんがナンバープレートは外してから作業してます。

これでサイドのひっかかりをぐいっと広げてやるとバンパーが下がりました。構造と取り外すネジやクリップの位置がわかっていれば時間はそれほどかからないと思いますが、初めてで外すべきネジを探りながらだったので、フロントバンパーを外すのはちょっと時間がかかりました。

フォグランプの配線等は取り付けたままなので、紐で結びつけてこれ以上下がらない様に吊って作業を続行しました。

ヘッドライトASSYを外す

フロントバンパーをハズしたら、ヘッドライトASSYを固定しているボルト4本は見えるので取り立ててどうこう言う必要はないですね。エンジンルーム側からヘッドライトハーネスのコネクタを抜いておいて、ボルトを外すとASSYがスッポリと取れました。左右のヘッドライトASSYを交換して、元通りの状態に戻すだけです。

フェンダー傷つけに注意

今回、横着してフロントバンパーを吊ったままにして作業したので、フロントバンパーの両サイドがフェンダー部分に擦れて塗装が傷になりました。あんまり傷は気にしない方なのですが、注意していれば防げた傷なので失敗したなぁと思いました。

同様に作業するのであれば、フロントバンパーを吊っている間、動いてもフェンダーに擦れない様に何かしらでガードしておいた方が良いです。雑巾を当てて養生テープで止めておくとか。私のテリオスキッドは塗装はクリアも剥がれてガサガサになっているので今更ですが、後日にでも軽くタッチアップして塗装を直しておこうと思います。

クリアになったヘッドライト

交換前の写真を撮り忘れたので比較写真を掲載出来なくて残念ですが、交換後のヘッドライトのクリアさは目を見張るものがあります。左右セットで約1万円の中古パーツですが、やっぱりクリアコーティング済みのものを購入して良かったと思います。

なお、純正と思われるハロゲンランプ、ポジションランプが付属していましたが、バルブ切れが判明したため、元々使っていたバルブを移植して再利用することにしました。ディーラーの整備士さんいわく、純正の黄色っぽいバルブの方が光量が出るので車検には有利に働くそうです。私のはやや青白っぽいバルブなので光量が足りないと言われましたが、これだけクリアになれば大丈夫でしょう。

ポジション、ロービーム、ハイビームの確認も取れたのでこの状態で車検整備に出すことにします。ディーラー整備士には正直に中古パーツを入手して自分で交換した旨伝えます。組み立ても確実にネジ止めしたしヘッドライトの光軸調整さえできれば問題ないでしょう。

最後に

フォグランプのレンズと比較すると黄ばみが無くクリアなのがわかると思います。我ながら小綺麗になったフロントがいい感じに思えます。

フォグの黄ばみについては、転職して車に乗る機会もめっきり減ったことですし、以前の様に毎週末の深夜2時間走行(雨が降ろうが関係なし)は必要無いので、フォグランプは使うことはまずありません。そもそも現在の生活において夜間走行する必要は皆無と言っても良いくらいに車に乗りませんからね・・

今回、自宅の裏にある駐車場で作業をしようと考えていましたが、今日は日差しが割と強くて暖かいと思いきや、家の北側に位置する関係で冬は完全に日陰になるので1時間以上の日陰作業は寒さで無理だと諦めました。実家に連絡したら母親がいて作業しても良いと言ってくれたので工具とパーツを積み込んで実家に行き作業させてもらいました。南向きの駐車場は暖かくて良いなと思いました。

あまりにも車を汚く放置しすぎていて(一応洗車機にはかけましたけどね)、風邪で養生していた母親が見かねて出てきて、濡れ雑巾で細かいところを拭いてくれたりして負担をかけてしまいました。汚れてても気にしないから構わんと言ってもせっかく分解してるから掃除するチャンスやろと世話をやいてくれたんですよね。風邪でしんどいのに出てきて気を使ってくれる辺り、やっぱり親はありがたいもんだなと思いました。

あとは無事に車検が通って戻ってくればあと2年乗ることが出来ます。今回の投資を考えると4年(車検2回分)は乗りたいです。しかし中古パーツを自分交換で節約したとしても、今回の車検費用は10万円近くかかる見込みなので(バッテリーも交換する場合)、やっぱり日本における車の維持は、金食い虫を養っている様なものだと思います。新車に近いコンディションだったら(パーツ交換の必要性も低いので)オートバックスのお手軽車検でも良いんでしょうけどね。

古くなった車は購入する時は安いけど、メンテナンスが必須で維持するにはお金がかかります。そもそもこの車を買った時は、赴任先と自宅との週末の行き来の足として必要に迫られて安く買ったのでここまで所有しておく予定では無かったんですよね。5月には割高な自動車税の請求も気ますし嫌になります。

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コメント

  1. テリオスキッドMT より:

    ヘッドライトがクリアになると、車が男前になりますね。
    作業、お疲れ様でした。

    • ささぷりん より:

      テリオスキッドMTさん
      コメントありがとうございます。
      ヘッドライトASSYを取り外してみて(バンパーを外してみて)汚いなぁと痛感しました。交換してレンズがクリアな状態を見ると作業したって感じがしました。
      車好きな人ならこまめに磨いたりするのでしょうが(昔は私もそうしてたけど)、乗る機会が減ってから洗車もおろそかになっていてちょっと反省しております。

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