Tverの保存においてTverRec、YtDownloader、yt-dlp全滅
TverRecで連続もののドラマを保存しておいて、全部揃ってから時間が有るときに一気に観る問うのが私のドラマのみかただったりします。私の場合は2025年03月20日にTverRecを起動したところVer.3.3.5にアップデートされたのですが、ダウンロードを実行するとすぐに処理が終わってしまって全然ダウンロード出来ない状態になりました。
最初はTverRecを疑ったのですが挙動を観ているとそういう訳でも無さそうなので、YtDwonloaderを使ってみたのですが同様に失敗します。これらの共通点はエンジン部分にyt-dlpが使われているところです。
というわけで次はエンジン部分であるyt-dlpを疑ってコマンドを実行してみたところ読み通りこちらが駄目でした。配信サイトの構造解析はyt-dlpが担っているのでこれが上手く動作していないなと分かった次第です。
回避方法:VideoDownloadHelperなら保存できる
なお、Firefoxに入れてある機能拡張「VideoDownloadHelper」ではダウンロード出来ました。詳細表示するとTverのストリーミング配信の解析も成功してます。
「VideoDownloadHelper」でダウンロード(保存)するには、追加でコンパニオンとしてffmpegをインストールする必要がありますが、「VideoDownloadHelper」ではダウンロード処理はyt-dlpを通さずにffmpegにやらせているのでダウンロード出来るみたいです。
という訳でyt-dlpがTverの構造解析に対応しなくなったという事でほぼ間違いないでしょう。調べた限りでは全部が全部駄目という訳ではなく、新しいエピソードの保存が出来なくなっている様です。
おそらくTverが配信ページの構造を変えたと思われ、yt-dlpが上手く構造解析を出来なくなっているものと推測します。yt-dlpがTverの変更に対応すべく改修されるまでは手動で「VideoDownloadHelper」を使って一つずつ集めておくしかないかなというところですね。私の場合連続モノは1話でも取りこぼしたら観る気がなくなるので今まで集めたものが無駄になります。
yt-dlpを解析エンジンとして使っているダウンローダーは多いと思われるので、結構な範囲で影響が出てるんじゃないかな?と思います。
追記:応急処置方法が公開されている
2025.03.22 新しい情報が追加されていました。TVerの配信の仕様変更だということがハッキリ分かったみたいです。TverRecも速やかにバージョンが上がった様です。Ver.3.3.7を使っての応急処置方法が記されているので下リンク先は必読と思われます。
私はちょっと迷いましたがTverRecでお手軽に済ませたいので「1.ffmpegを使ってダウンロード」する方法を選びました。私の場合は保存しておいて後から連続視聴できれば良いので細かいことは気にしません。
それよりも、yt-dlpのextractor
(tver.py
)をカスタムエクストラクターに差し替えて使用する方が根本的な対処に近いかも知れません。賢い人が早速応急処置的にカスタムエクストラクターを公開して下さっている様ですのでダウンロードして適切なディレクトリに配置させるだけです。
今回はいずれの方法も成功しました。どうするかは自己判断するしか無さそうです。もともとそういう類の手法ですし。何時またダメになるかも分かりません。
追記:yt-dlpの今後の動向をウォッチする
多分、この辺りでyt-dlpがTverに対応しなくなっているというトラブル報告がなされているので、やり取りの様子をみていると対応状況が追えるんじゃないかなと思います。英語なのがちょっと読み取るのに時間かかりますね。詳細内容は無理としても概要くらいなら英語でも読み取れます。
「TVerRec」の情報は日本語ですので読むのが楽です。共通したyt-dlpの対応状況が問題なので、こちらでやりとりされている情報提供と対応状況が参考になりますね。
追記:今回のTVer仕様変更は回避できた様です
2025年3月24日 TVerRecに関しては3.3.9でTVerの仕様変更による制限をほぼ回避出来ています。
技術的にはyt-dlp用のカスタムエクストラクター(extractor)を暫定でプラグインとして実装して今回のTVerの仕様変更に対応させている様です。開発者さんの尽力に感謝ですね。私のところでも問題なく保存できるようになりました。
2025年3月25日 コアエンジンであるyt-dlpがTVerの仕様変更に対応したそうです。これで解決か?
ストリーミング配信サイトを解析するコアエンジンであるyt-dlp側でTVerの仕様変更に対応したそうです。yt-dlp単体で使用している人はyt-dlp自身をアップデートする-Uオプションをつけて実行すれば最新版に更新されます。
yt-dlp -U
Linuxなんかの場合はパッケージリポジトリからインストールしていると思うので、上記のコマンドではyt-dlp自身を更新することは出来ないと思います。リポジトリのyt-dlpが最新版に差し替えられるのを待ってアップデートを行います。
その為、TVerRec側での暫定対応は解除となったみたいです。バージョンは3.4.0に上がったのを確認しました。問題なく機能してくれています。
なお、YtDownloaderでもyt-dlpをコアエンジンとして使われているのですが、こちらでも問題なくダウンロードできる様になっていることを確認しました。
今回の件は関係している開発者さん達の尽力のおかげで短期間で解決した様です。これで落ち着いたみたいですが、この手のアプリは追いかけっこみたいなものですから、今後もいつどうなるか分からないので継続して利用するなら情報収集が必要だと思われます。TverRecのディスカッションを定期的にチェックするなどして追従して行く努力が必要です。
TVerRecを使い始める人向けに
Windows版ではなくLinux環境でTVerRecを使おうと思っている人は、私の環境(Linux Mint Debian Edition 6)と大差ないので、セットアップの手順などを記した記事も読んでみていただければと思います。ディストリビューションの差異はPower Shell Coreのインストール方法だけだと思います。
アプリケーションでTVerのダウンロードをほぼ自動化させる取り組みなので、TVer側の仕様変更の度に混乱させられる可能性はありますが、その都度改良されたりしてしっかりサポートもされているのでオススメではあります。なにより便利に使わせて貰いながら色々なトラブル対応などの知識が得られますね。
開発者に過度な要求をしないこと!
注意していただきたいのは、TverRecをオープンソースで開発して下さっている開発者さんは、善意でアプリの開発・改良(Tver仕様変更への追従、バグ修正など)を行って下さっている訳です。そこを理解せず厚かましい要求をするのだけは止めていただきたいです。開発者さんの意欲を減退させる様な発言は辞めるべきです。
これは昔からあることですが、優秀なフリーウェアを開発している開発者さんが活動を中断(廃止)する最大の原因です。損失以外のなにものでもありません。極一部の人間の心無い発言で維持していく意欲を削がれ廃止になったことが何度もあります。昔からこういうことは繰り返し起きています。
動作していたものが動作しなくなるには何かしらの原因があります。TverRecの場合、おそらくそれはTver側の仕様変更という原因が多いでしょう。突然正常に動作しなくなるとストレスを感じますがそれを開発者さんに負担させるのは筋違いです。理想は一緒になって原因を究明して改良案を提案することです。プログラムのソースコードを理解出来る人であればソースコードの修正案を提案することが理想です。開発者さんサイドにとっては有意義なディスカッションが出来るでしょう。
ソースコードを理解出来ない人でも、自分で調査した結果(事象)を論理的に整理してフィードバックしてプログラムの修正に貢献するなど、一緒になってプログラムを快適に使える状態を維持するために協調する「意識」が最も重要だと思います。そういう意識を持てない人は、オープンソースのソフトウェアを使うべきではなく、有料アプリを購入して適切なサポートを受けるべきです。
オープンソースソフトウェアは開発者が著作権を所有しますが、修正や改良の義務はありません。最悪の場合は継続を止めてしまい有益なソフトウェアの開発が廃止されてしまうこともあります。極一部の人の攻撃的な発言によって廃止された優れたソフトウェアを何度も見てきました。フリーウェアの利便性だけ恩恵を受けようという姿勢の人には、一ユーザーとしての率直な意見としてフリーウェアを使って欲しくありません。
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