ディスプレイが小さいパソコンでLinux Mintのワークスペースを活用する〜仮想デスクトップ数を調整する方法

Linux

Linux Mint Debian Edition 6を日常的に使っています。とても快適なのでWindowsパソコンを起動することはめったになくて、もっぱらLMDE6を使っています。自宅用途であれば、ほとんどこれで事足りてしまいます。私はゲームはしませんしたまにしか動画編集もしなくなりましたのでWindowsでなくてはならない理由が減りました。

ところが、画面解像度が低いノートパソコンでLMDEを使用することになったので、使い勝手を工夫したくなりました。

コンパクトなPCなので画面も小さく解像度が低いので画面が狭いのです。画面に表示しておく要素を厳選する必要がある感じです。ワークスペーススイッチャーを使って仮想ディスプレイを切り替えて活用していますが、大抵の場合ワークスペースは2つあれば大体事足りるんですよね。4つも要らない。

私の場合は、メイン(1)のワークスペースはWebブラウジングなどをします。そしてサブ(2)のワークスペースでは時間のかかる自動処理等を走らせておきます。頃合いをみてワークスペースをサブに切り替えて状態を確認して、またメインに戻ってくるという使い方です。

ワークスペースの使い方はもちろん人それぞれで、文書作成様とか、情報収集用とかでワークスペースを使い分けると思考を切り替えられて便利です。Windowsでも標準装備の機能ですね。

仕事なんかの場合は急に割り込んできた仕事は別のワークスペースで処理する様にすれば、作業途中の状態をそのまま保持しておけます。ウィンドウを最小化しておくという手もありますが、ワークスペースを活用した方がスマートで効率が良いです。

ワークスペーススイッチャーの数設定はどこ?

さてデフォルトの状態のLMDE6にはワークスペーススイッチャーが表示されていないため、アプレットから追加しています。Cinnamonデスクトップではワークスペースを切り替えることが出来ますから活用することにします。

すると4つのワークスペースが表示されるようになります。今まではこれでなんら疑問もなく使用していたのですが、画面が狭い場合は不要なものを削るしかありません。

アプレットを配置する際にワークスペース数を設定できないものか?と確認してみたのですが数は設定できません。Mintメニューからアプレットの設定に入ってみたものの数は設定できない様です。

さてどうしたものか?4つは要らないんだけどな。

ワークスペーススイッチャーを右クリック

答えは簡単でした。ワークスペーススイッチャーを右クリックするとコンテキストメニューが表示されます。そこから不要なワークスペースを削除することで数を減らすことができました。もちろん必要に応じてワークスペースを新たに増やすこともできました。

こんな簡単なところに答えがあったので見落としてしました。普段、ワークスペースは2つか3つあれば事足りますし、解像度が高い画面を使っているとタスクバーが横長なのでデフォルトの4つでも邪魔にならなくて見落としていました。

画面が狭いパソコンを使ってはじめてこの手の不便に気づいて、機能を活用する方法を探すことになった次第です。

キーボードショートカットからもアクセス可能

もう一つの方法として、キーボード操作「CTRL+ALT+↑」からもワークスペースを切り替えることができます。

画面全体に引き伸ばされてワークスペースが表示されるのでこちらの方がアクセスしやすいです。削除ボタン(×)をクリックすればワークスペースを減らせます。

特に画面が小さい(解像度が低い)ディスプレイを使用している場合は、ワークスペースを活用したくなる場面が増えるので、このキーボードショートカット「CTRL+ALT+↑」は今後多用することになりそうです。

キーボードショートカットが面倒な人(マウス操作がメインの人)は、ホットコーナーから呼び出すこともできるので設定すると良いかも知れません。私はホットコーナーは左上にしました。ポインタを画面左上に持っていき50msec待つとワークスペースが表示されるので任意のワークスペースに切り替えるという設定です。カスタマイズ出来るので各自使いやすい方法に設定するのが理想ですね。

これでタスクバーに表示されるワークスペースが2つに減らせました。切り替えも楽ちんです。

LMDE6はとても快適に動作するし、細部にも配慮されているので使いやすいですね。サクサク動作するので古めのパソコンでも十分実用レベルで動作してくれますし。また一つLinux Mintのお気に入りポイントを見つけてしまいました。

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