柿の葉が不自然にロールされていたので切除~謎の昆虫の卵が産み付けられるのは毎年の事

日記

昨年は柿の実が一つもならなかったのですが、今年はそこそこ実っている感じです。シーズンまでまだ時間がかかりますが、徐々に柿の実が育っています。

しかし、柿の木があると昆虫(害虫)がわらわら寄ってくるので頭を悩ませられます。蜘蛛もそれを知っての事か、柿の木の間に蜘蛛の巣を張り集まって来る虫を捕食しようとしています。

蜘蛛の巣は嫌いなので以前は除去していたのですが、最近は蜘蛛にも働いてもらおうと気色悪いと思いつつも放置しています。その蜘蛛も脱皮を繰り返し徐々に成長して来ているので本当に気持ち悪いです。蜘蛛はとにかく見た目が嫌いです・・

どれくらい蜘蛛が活躍してくれているか分かりませんが、かいくぐった害虫が葉に卵を産み付けます。柿の木は栄養があるらしく、時期によっては一斉に食い荒らされてボロボロにされてしまいます。カナブン(コガネムシ)も柿の葉が好きらしく酷く食べ荒らすので害虫認定です。でもイラガに比べればかわいいもんかも知れません。

昨年の記録がありました。8月16日の記録ですからやはり同じ時期ですね。今年は暦の関係で盆休みが数日早いという感じなので、この2~3日が勝負という感じがします。

葉っぱの状態をチェックしていると不自然な形になった葉があります。毎年の事ですがこの形にされるので、恐らく毎年見かける虫の卵なのでしょう。正体は分かりませんが(気持ち悪いので突き止めようとも思わない)恐らく昨年異常発生したイラガ辺りが産みつけた卵が中にあると思います。孵化すると毛虫がワラワラでヤバイです。

観察してみると一部分がカットされてクルクルと巻き、糸で引っ張る形で固定されています。この巻きつけられた中に卵が沢山あるのでしょう。この形状は特徴的なので調べれば正体はわかると思いますが、とにかく孵化する前に駆除(除去)が鉄則だと思います。孵化すると一斉に(一晩で)柿の葉を食い荒らすのは間違いありません。

昨年、発見が遅くて既に毛虫が湧いた状態で駆除作業を強いられたのを思い出します。今年は先手必勝で時々葉っぱのチェックをしていました。なるだけ卵の内に除去して孵化させない方向で駆除する方向です。

柿の葉は食い荒らされる事からイラガ等に効く駆除剤も販売されています。クロチアニジンは対アブラムシで効果が一ヶ月位あるらしいので、孵化した毛虫対策にそろそろ散布しておいた方が良いのかなと思っていますが、柿の木が大きくなり枝が広がっているので全ての葉に散布するのは無理です。手が届く範囲だけでも散布して孵化した毛虫の駆除に備えようと思っています。

電撃殺虫器

ウチでは電撃殺虫器も併用しています。裏口の脇に柿の木があるので、裏口から虫が入ってくると非常に迷惑なので、紫外線を発して高圧電気で殺虫する装置をぶら下げておきます。シーズンにもよりますが翌朝、おぞましい程の虫が電線に張り付いているのを筆で払い落とすメンテナンスが欠かせません。電撃殺虫器で比較的小さな蛾を駆除出来ているせいか、今年は小さな毛虫が見当たりません。

葉っぱに産卵される前に駆除するのが一番合理的な方法ですからね。

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追記

なぜか、柿の木の葉に「カマキチ」がいました。ちょっと面倒な場所だし道路も近いのになぜカマキリが?

カマキリは捕食系の昆虫なので、柿の木にとっては無害と考えても良いでしょう。むしろ害虫(イラガとか)を捕食してくれるのは大歓迎ウェルカムなので、自由にさせてやろうと思って写真だけ撮らせてもらいました。どんどん害虫を食べてやって下さい。期待しています。


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昨年、高枝切り鋏も購入しましたが良く切れるので便利です。切れない高枝切り鋏はストレス以外のなにものでも無いので、使用後は刃の手入れをして切れ味を保持しておかなくてはならないと思います。
来年、この記事が自分にとっても役立つことでしょう。毎年ほぼ同じ時期に昆虫は同じ行動をする傾向がありますから。

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