先日、思わぬことでぎっくり腰をやってしまいました。人生で腰痛(筋肉痛?)程度は何度もありますが、激痛が走る腰痛(ぎっくり腰)は初めてでした。
発生の状況
仕事の関係でオフィス用什器類をお店から事務所まで軽トラで運び、2人で搬入しました。普段とは違う作業なので作業着に着替えてのぞみました。
軽トラは便利ですが所詮軽トラなので荷台に一度に多くを積載することは出来ません。結局3往復して運びました。
事務所の入り口が狭い上に、足元は3段の階段付きなので2人共慎重に運んだのですが、足元が見えないので足元を見ながらぶつけない様に注意したりと結構大変でした。慣れている人ならそうでもないのでしょうが、日頃肉体労働系の動きをしないのでこういう動きにはブランクありです。
什器類を運び込み位置決めして、一息つける感じだったのですが、後日予定している電話回線(インターネット回線)の引き込みルートを確認する事にしました。
入り口付近は人が通るので足元には配線が無い方が良いと、天井裏を配線出来るんじゃないかと、点検口の真下にあるデスクに靴を脱いで片足をかけ「うんしょっ」と上がった瞬間、激痛というか電気が背骨に走りました。
数秒間身動きが取れません・・
これがぎっくり腰というヤツか(大汗
我慢して点検口を開けて(上に腕を上げるのは辛かった)、天井裏のスペースをチェック。いくつかのダクトや配管はあるもののプロなら配線は余裕だと確認出来ました。
ということで点検口を閉じて、机の上に座り床にある靴を履こうとしたのですが、足が自由に動かず靴を寄せてくることもままなりません。妙な汗が出てきます。
なんとかして靴を履いて机から降り、椅子に座って靴紐を結ぼうと、上体をかがんだら痛みが腰にドシーンと走ってきます。これは間違いなく「ぎっくり腰」だなと初体験ながらそう思いました。
腰椎を痛めると厄介
職場に戻っってデスクワーク。ジンジンズキズキと腰は痛く椅子から立ち上がる時は背骨を真上に持ち上げる感じで、関取の様に、またを割って上体を真上に持ち上げなくてはなりません。
自分の身体(上半身)がこんなにも重いのだと、背骨はこの重さを支えている骨格なんだと改めて実感しました。筋肉が弱るとこの重みを支えることができなくなるのはなるほど道理だなと今更ながら痛感しました。
運動不足は怪我のもと、運動しよう!
デスクワークは姿勢よく座っていればさほど辛くは無いのですが、少しでも動こうとすると激痛が走ります。集中出来る状態では無いので、とっとと仕事を終えて家に帰宅します。
夜は激痛に耐える
帰宅してかみさんに見てもらったところ、背骨の部分がぽっこり腫れ上がっていて、熱も帯びていると。炎症でかなり発熱しているということが判明しました。
ぎっくり腰は外部から衝撃を受けた(殴られたとか)訳では無くても、炎症を起こすのだと体感しました。無理な姿勢でくしゃみや咳をした時にも関節がズレるので危険です。
風呂に入ってから、横になって湿布薬を塗ってもらおうと、うつ伏せに寝たのが大間違い。背骨が折れているかの様に力が入らなくて寝返りも打てない。冗談抜きで起き上がれません。少しずつ身体の角度を変えて痛くない姿勢を見つけるのに苦労しました。起き上がるのに数分かかりました。
自分では真後ろは見えないので腫れの状態は目視していないのですが、ぽっこり腫れているというのが手で触って少し感じ取れるので、もしかしたら明日は仕事に行けないかも知れないな・・と冷や汗が出ました。
意識的にヘルストロンに座っておこうと思い、いつもより長い2時間たっぷり座って電位治療をしておく事にしました。腰だけでなく荷物を運んで腕や足も疲労しているので疲れを取れるならなるだけヘルストロンに頼ろうと思った訳です。
翌朝痛みはあるものの回復
幸い夜は痛みで目が覚めることなく熟睡できました。朝起きてから湿布薬を背中に塗ってもらうことにしました。「腫れが引いてる」とかみさんが言うので触ってみたところ、確かに背骨の形がしっかり分かるので炎症は和らいだ様です。
痛みはあるものの、背骨が折れている様な力が伝わらない状態では無くなっていたので、仕事には行けそうです。一応痛み止めの内服薬「サリドン」を服用しておきます。肉体労働は無理ですがデスクワークなら大丈夫でしょう。
職場に着いたら同僚から、「大丈夫?休むと思ったけど」と言われましたが、なんとか大丈夫そうです。内服薬「サリドン」と湿布に含まれている「フェルビナク」が効いているのでしょう。無理をしないで一日を過ごそうと思います。
長引くぎっくり腰
月曜日の昼過ぎにぎっくり腰をおこし、三日目にうっかり「ヘルストロン」にかかるのを忘れました。翌日起きると全身が痛い・・筋肉痛が遅れて来たのかも知れませんが腰痛も痛みが増えています。首も肩も痛い・・・
思い当たるのはやはり「ヘルストロン」にかかるのを前夜忘れて寝てしまったこと。寝式のヘルストロンが欲しいと当初から思っているのですが、今回は本当にそう思いました。
金曜日もまだ痛みは残っており、土曜日には実家の親からヘルプで頼まれていた側溝の掃除をキャンセル。うつむくと背中と腰に鈍痛が走るのでとても側溝の掃除なんか出来る状態ではありません。
自宅にヘルストロンがあっても・・でもやっぱり便利
考えてみれば月曜、火曜、水曜、木曜、金曜、土曜と6日も経過しているのにまだ完治していません。そして私のいけないところは、体調が良いとヘルストロンにかかるのをサボってしまうこと。自宅にヘルストロンがあっても、毎日1時間椅子にすわって過ごすのは結構大変なのです。
ヘルストロンにかかりながらTVを観る、本を読む、スマートフォンで調べ事をする、日記を記す等、工夫はしているのですが1時間は短い時間ではありません。
ヘルストロンにかかりながら居眠りが出来れば一番良いのですが、それなら寝式ヘルストロンが一番合理的だと思います。時間の無駄がありません。やっぱり寝式が欲しかった。
このあたりを自覚出来たので、金曜日は風呂上がりにしっかりヘルストロンにかかってから寝ました。私の場合はヘルストロンに2時間かかると優位な交感神経モードから副交感神経モードに切り替わるらしく、寝落ちしそうな状態になって眠りにつけます。
おかげで土曜日(今日)はすっきりと目覚めることが出来ました。でも腰には痛みは残っています。
最後に
つくづく日頃の運動不足と老化現象を実感した出来事でした。そして私にとって熟睡を助けてくれるヘルストロンを自宅に設置しておいて良かったと思いました。良い眠りは疲労の回復にも間違いなく関係していると思っています。
なにより自律神経失調症で常にピリピリしている状態の私が、喫煙(タバコ)とヘルストロンというアイテムで、自分にとって良いコンディションを作る働きをしてくれている事を実感します。喫煙は人様に勧められるものではありませんが、実体験からして「百害あって一利なし」では無いと思っています。上手く付き合えば何利かはあるはずなのです。
せっかく安くないお金を支払って手に入れた健康アイテムですから、自分の健康管理に役立てるべく、上手に付き合って行こうと思います。ぎっくり腰にヘルストロンが効くのか?と言われると、直接効くとは言えませんが血流の改善に役立って回復の手助けにはなっているだろうと言う事しか言えません。ヘルストロンは魔法の椅子では無いですし、ぎっくり腰が治るって言う表現ならあまりにも胡散臭いです。