鮎釣りの下見とルアーのテストを兼ねて鏡川に行ってきました。
道具は、スズキ用の竿、スピニングリール、ダイソーで買ったルアー、鮎釣り針です。
とにかく現場(釣り場所)も見てみないと分からないし、実際にやってみないと分からないという感じでまずは体験です。土、日と2日行ってきましたが2時間も動きまわるとヘトヘトです。
結果的には、課題だらけという感じで玉砕です。まぁ釣れるはずがありませんね。
- 竿が短くて目的のポイントに仕掛けを持っていけない
- 長靴じゃ水に入っていけないから1と同様にポイントに届かない
- ルアーが多分ダメ(鮎に似てない)
鮎を釣るために囮の鮎で縄張り争いさせて引っ掛けバリで釣る原理です。ルアーの場合は囮に見えるルアーを人間がけしかけなくてはなりません。囮鮎を使った場合は囮が泳いでいってくれるらしいです。
つまり、まっとうな友釣りよりも難しいと考えるのが普通ですね・・
鮎釣り師と自分を比較
鮎釣り師は長い竿で水に入っていける服装&ブーツを履いています。一方私のガーデニング用長靴では直ぐに水が入ってきて話になりません。竿も長さが2.5m程度ですからあと2m向こうに流せれば魚(鮎)の影が見えてるのに・・という場面で全く太刀打ち出来ませんでした。鮎は見向きもしてくれない感じで関係ない所でルアーがプルプル動いてます。
川は流れがあるので、ルアーを水に入れると勢い良く流れていきます。リールの糸を使ってブン投げても、早い流れによって下流に流されていくので結局自分の竿の長さの位置で下流に流れて止まります。つまり手前の川岸に戻ってきます。
鮎は上流に向かって泳いでいるので、ルアーを安定した状態にさせて鮎が流れに逆らって泳いでいる様な状態にするのが基本でしょう。しかし短い竿でその状態にしようと頑張っても川岸からちょっとしか離れていない位置なので、鮎が居るであろう流れの中にルアーが留まりません。
改善しなくてはならないのは、「長い竿でもっと川の中央に持っていく」か、自分自身が「川の中に入りしかけを鮎の居る(泳いでいる)ポイントに留める」のが多分必要なのだと思います。実際に鮎釣り師がやっているのを見て来ましたが、足元はウェットスーツみたいな生地のパンツを履いているし、グリップの良さそうなブーツを履いていて流れの中に入っていました。長靴では到底無理です。
ただ、むやみに流れに入っている感じは無く、できるだけ流れの中に入っていかない様にしている(流れがきつい?)様に見えました。釣りのテレビで見る様に、腰が浸かる位の深さまで入っている人はほとんどいませんでした。
もちろん釣り師の全てが囮鮎を使った友釣りでした。そんなにバンバン釣れるというものではなさそうですが、実際に釣れている場面も沢山見られたので、連れた時の動きや対処なんかは釣りのテレビ番組で見るのと同じだなと思いました。
釣り方に向いてるポイントを探す
私は、短い竿、ルアーで鮎が居るポイントに仕掛け(といってもルアーと針)を流して維持出来るポイントは無いものかと、スクーターを走らせて調べ回ったのですが、それに適したポイントは見つけることが出来ませんでした。第一に鮎が釣れる(居る)場所は当然釣り師が釣ってますしそのポイントには私は長靴では入って行けません。
橋の上から鮎が泳いでいる姿を探してみたりもしたのですが、とても到達出来る場所にいません。かと行って橋の上からブン投げても川の流れに乗らないので意味がありません。
完全に玉砕です。
ルアーが問題か?
ちょっと感触の良い場所を見つけて試してみたのですが、ただの一度も鮎が針にかかるような事はありませんでした。鮎らしき魚影が見えるところにルアーを何度も流したのですが一度も手応えなしです。おそらく100円ルアーが鮎に似てないというのも原因の一つだと思います。もう少し鮎に見えるルアーが必要(購入するか加工するか)です。もしかしたらそういうルアーを使っていたら一度位はヒットしたかも知れません(笑
ただ、ダイソーのルアーは、思っていたよりも良い感じで、引くと水中に沈んでプルプルおしりを振って動いてくれます。川の水が綺麗なのではっきり見えるのですが、竿先を上手に動かしてやると本当に魚が泳いでいるみたいに見えます。鮎に似せた色でないのは残念ですが、ルアーとしてはこれ有りじゃないかなと思います。おそらく小魚を捕食する大きな魚ならガブッと食らいつくんじゃないかと。
さて鮎釣りどうする
鮎竿はウン十万円するので買えるはずもなく、川の中に入っていけるブーツとパンツを手に入れるか、可能な限り長い竿(リール使用可能なもの)をゲットする必要があるかなという感じです。しかし数万円の出費が確定するので躊躇しています。
鮎を釣っても良いのは10月初旬位までらしいので(看板が立っていて注意書きされていました)、今シーズンはタイムリミットギリギリという感じです。一匹でも良いから釣ってみたいものです。
釣り場(川)のルールについて
最後に鏡川の鮎釣りルール(規制)について学習してきたのでメモ
- ある程度上流にいくと餌釣り禁止
- 釣法は、友釣り、擬似に限るという感じ(擬似=ルアーとか毛鉤とかかな?)
- 投網を投げられる場所は限定的
- 解禁日と終了日が決まってる(10月上旬までだったと記憶)
もちろん相互監視もしていると思うので、ルールを破っている人は通報されて罰則を課せられる可能性もあるでしょう。自然環境を維持している人達の手によって鮎が生息出来る環境がある訳ですから敬意を払ってルールは守らないといけないと思います。
ますます今年はもう無理な気がしてきました。
とは言え来年でも、鮎竿、ウェアとか買えるわけじゃないと思います。まだ諦めたわけじゃないですが、鮎料理を出してくれる料理屋さんに行って美味い鮎料理を食べる方が現実的なお金の使い方だなとか思えてきました(苦笑
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