コロナ石油ファンヒーター(FH-G3412BY)をゲット~冬の寒さをしのぐ為に暖房器具を追加した

こたつで家族団らんのイラスト画像 ハードウェア
暖房器具

今年の冬は非常に寒いです。記録的な寒波が来たり全国的に冷え込む日が多くて、寒いのが苦手な私にとってはかなり苦痛な季節です。

仕事の関係で部屋の暖房に課題があり、コンパクトな暖房器具をと思って石油ファンヒーター(灯油)を購入したのを機に、灯油を燃やす熱効率の高さを見直した次第です。

エアコンの熱交換の方が効率が良いと思っていたのですが、短時間で気温を上げるにはやはり熱を発生させる方式が手っ取り早いですし、冷え切った状態から室温を上げていくのにはエアコンはエネルギー効率が悪すぎます。

石油ファンヒーターのメリットとデメリット

灯油を燃やすのでどうしても燃焼という現象は避けられません。燃焼には酸素が使われて二酸化炭素が発生します。室内でこれを行うと酸素が少なくなり、不完全燃焼=一酸化炭素中毒というリスクがどうしてもあります。

昔の器具と違って、不完全燃焼が起こりにくくなっていたり、万一の時は停止したりと安全性は高くなっていますが、どうしても長時間締め切った部屋で使っていると息苦しさを感じますし、理屈の上で酸欠状態に近くなるのは避けられません。

また、灯油は値上がりしているので燃料が安くありません。正確なところまで計算した訳では無いですが、おそらくエアコンの電気代より灯油の料金の方が割高だと思います。

それでも、石油(灯油)ファンヒーターには、短時間で温度を上げられるというメリットがあります。一気に室温を暖かくすることができるので、外出先から自宅へ戻って部屋を暖めるという用途にはかなり有利な暖房器具です。

エアコン等の暖房器具と併用する

冷え切った部屋を暖める段階では石油ファンヒーターにお任せして、ある程度暖まってからはエアコンに任せる、もしくは併用してお互いを省エネモードで動作させるという方法も考えられます。おそらくこれが一番エネルギー効率が良いと思われます。

エアコンの特徴として、温度を一定に保つ動作(動いては休止するの繰り返し)であれば、消費電力がかなり少なく済むのは、ワットメーターで監視して把握済みです。冷え切った状態からエアコンを稼働させると、1000W以上の消費電力でほぼ全開の動作となりますが、部屋がある程度暖まってからの動作であれば、200W程度でアイドル運転してくれます。

一方でファンヒーターの省エネモードは、設定温度に達した場合に火力を落としてアイドル運転しますが、完全に消火することは出来ないので(消火した後冷めてくると自動着火する機能のある器具もありますが)、弱い火を燃やした状態で動作を続けます。

一番効率が良いのは、ファンヒーターのアイドル運転と、エアコンのアイドル運転が働いている状態でバランス良く設定温度をキープできる状態だと思いますが、室内で燃焼させる以上、どうしても酸素を消費してしまうので換気が必要になります。木造住宅ならさほど気にする必要は無いかも知れませんが。

特に鉄筋コンクリート構造等の建造物の密閉性の高い部屋であれば隙間風も無いのでこの酸欠に注意する必要性が高まります。いっその事、室内の空気を暖めるだけのオイルヒーター(消費電力は大きいですが)の方が快適で良いかも知れません。

なかなか住居に最適だという暖房方法は見いだせないものですが、一つの暖房器具で完璧を求めるのは難しいと言えそうです。窓ガラスが冷えたりして結果的に空気が冷えるので断熱フィルムを貼るなどして遮熱効果の高い部屋にすることも有効でしょう。

ヤフオクでファンヒーターをゲットした

前置きが長くなりましたが、石油ファンヒーターのメリットは体験済みなので、自宅用にファンヒーターを取り入れてみる事にしました。各社から製品が販売されていますが、私は昔からのメーカーである「コロナ(CORONA)」をチョイスする事にしました。やはり長年に渡るノウハウの蓄積があると思うからです。

今回ゲットしたファンヒーターは、CORONA FH-G3412BYという2012年のモデル(Gシリーズ)です。この時代のコロナ・ファンヒータの惜しいところは、コンセントを抜くと、

  1. 時計がリセットされる
  2. 設定温度がリセットされる
  3. タイマーがリセットされる

という仕様上の弱点はありますが、暖房器具としての性能(エネルギー効率面)は評価が高いので、暖房器具としての目的最優先で選ぶことにしました。設定温度に達してからの省エネモードも上手く働き燃料の消費を抑えてくれます。

火を扱う器具だけにコンセントさしっぱで外出するのは怖いので、私はコンセントはなるだけ抜く派です。よって温度設定値くらいは記憶して欲しいものですけどね・・(コンセントを抜くと温度設定が22℃に戻ってしまうのは不便)

中古なのでメンテナンスが必要

オークションで数年前の中古(お下がり)をゲットする訳ですから、メンテナンスフリーというわけには行きません。メーカー保証も切れていますし自分でできることは自分でやる代わりに安く譲ってもらうというのが前提条件です。

幸い、私はメカニカルなものには強い方ですし、特に電気系は色々触ってきたので大丈夫だったりします。好奇心もまだ保持しているので、面倒くさいよりも「面白そう」が先に立ち、構造を調べてメンテナンスを自分で行うことを楽しいと感じるたちなので、こういう面では得しているかも知れません。

今回ゲットしたファンヒーターです。灯油を入れるタンク容量がかなりあります。

フロントパネルの運転(入/切)ボタンは押されてフィルムがゆるゆるになっていますが、特に目立ったキズはありません。

ただ、輸送されてくる途中で押されたらしく、凹みになっている部分があります。どうせ内部清掃の為に筐体を開けるので、内側から押して矯正して形を直す事にします。

フロントパネルを外す

この機種の筐体を開けるには、フロントパネル下部(左右)にある、プラスネジを取り外すことから始まります。Gシリーズは年式は違えどこの構造になっている様です。

左右のネジを外して上に持ち上げるとフロントパネルが取れました。

結構汚れちゃってますので、見える部分(外せそうな部分)からネジを取り外して分解していきます。戻せそうにないと感じたところにはとりあえず手を付けない事にしました。まだ動作確認をしていないので電気系統(コネクター等)もいじらない事にします。

石油ファンヒーターの構造上、背面から空気を吸い込んで、熱せられた空気を前面から吹き出すので、空気の通り道に埃が溜まるのは避けられません。分解したのでできるだけキレイに清掃することにしました。

ブラシや刷毛、掃除機を使って余計な部位に手をつけない様にして清掃します。

燃焼部のカバーは焼けています。ススが付いていたので刷毛で汚れを軽く落とすだけにしました。まだ動作確認してないので埃の除去以外の余計なことはしたくないです。

恐らく一番汚れる部位が、送風ファンと防護ネットでしょう。金属製のファンなので手を怪我しない様に革手袋着用で作業しました。製品の品質が悪いと切り口のバリ等で怪我する可能性があります。念には念を入れて軍手等を着用する方が良いですね。

恐らく一番汚れるであろう部位の埃を落としたので掃除機で吸い取ってキレイにします。薄く埃が溜まっている場所も有るので、刷毛で軽くこすりながら掃除機で吸い取るとキレイに出来ます。幸い油汚れはありませんでした。

燃焼に関係する部分で手軽に手を入れられるのは、燃料タンクを装着する部位のフィルターでしょう。それと少し灯油がこぼれて汚れになっていたのでついでにボロ布で掃除しました。これで基本的なメンテナンスは終了です。

仕上げに化粧パネルをリセット

ちょっとしたおまけ。

操作パネルの保護フィルム未剥がしだったので、この機会に剥がしました。これで使い込まれた感が払拭出来て全然イメージが違ってきます。

元通りに組み直して作業終了。

なお、写真は特に撮影しませんでしたが、一部凹みの箇所があったので、裏側から押したり、道具を使って叩いたりして修正しました。汚れがしつこい部分は灯油を染み込ませたボロ布で拭くとキレイになりました。凹みもある程度修正したし遠目に見るとキズも目立ちません。

仕上がった後でかみさんにはじめて見せたら、「あらキレイじゃないの!」と喜ばれました。これで送料込み4,000円以内というのはかなりお買い得だったと思います。私も分解清掃組み立てで一時間程遊べて達成感が得られたので本当にお得でした。

肝心の燃焼動作は問題なしでした

ヤフオクで購入したので、出品者の説明はきちんと読みました。数時間燃焼確認をしてくれて問題無かったという説明を信じて入札(落札)をしましたから、これは出品者の説明そのとおりだったという事ですね。実に暖かい(熱い)風が出てきます。これはパワーがある。

オークションで中古入手のポイント

オークションには、「灯油が無いので動作未確認です」という出品もありますから、その辺りは説明をキチンと読んで自分で判断するしか無いと思います。温度コントロール等の制御系に不具合がある個体もある様なのでそういうの(ジャンク)はパスですね。部品取り用に割り切るべきでしょう。

どのオークション出品に入札するか?を判断する時点で、アタリ/ハズレが決まってくると思います。ガラクタを手に入れても普通の人はがっかりするだけですからね。ジャンクマニアは別ですが。

出品者の評価も非常に重要ですね。面倒くさいから動作未確認でそのまま出品というケースもありますが、そういうオークションに高値入札はかなりリスクです。動作するかしないのか分からないモノは、それ相応の金額までしか上がらないのが普通です。相場を読み取りましょう。

それと信頼できない人のオークションはパスした方が良いですね。意外と見落とししている人が多い様で、評価悪い人から買ってやっぱり嫌な思いさせられたという悪評価コメントも目にします。説明が適当だったり嘘だったりするのは評価に現れます。私はそういうのはパスです。


コロナ石油ファンヒーターの型番

コロナの型番は、FH-G3412BYを例にすると

FH(ファンヒーター)、G(シリーズ名)、34(パワー)、12(2012年製)という事が読み取れます。末尾のBYYについての規則性は読み取れません。誰か知ってたら教えて欲しいです。

広い豪邸に住んでる人は、高価なハイエンドWZシリーズをどうぞ(笑

いずれにしても購入時には、「部屋に見合うパワー」と、「製造年」は要確認の項目だと思います。中古だと尚更年式には気を使いたいですね。消耗部品が劣化で寿命ってこともあり得ます(部品を新品交換するだけで中古で安く買った意味が吹っ飛びます)。

年式の割に著しく汚れ(損傷)が激しい個体も酷使された可能性が高いのでパスです。使われていた環境(湿気が多いなど)も外観の汚れ具合、サビ、キズの具合から読み取れると思います。出品者さんの人間性(誠意)を説明文から読み取るのも忘れずに。

オークションで中古品を、不要になった人から譲り受けるのは、うまくいくと本当にお得な買い物ができると思います。個人同士で譲渡(売買)ができる昨今は本当に便利になったと思います。中間マージンがかからないですからね。

石油ファンヒーター|製品情報|コロナ

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