調子に乗って最近は手巻きタバコ葉(シャグ)の記事を記していますが、私にとって最も衝撃的だったシャグの事を記していませんでした。
ゴールデン・バージニア(GOLDEN VIRGINIA)50g/1,140円
千円オーバーなので、少し高い印象を受けますが、50グラムなのでグラム換算すると特別高いシャグではありません。このクオリティなら安い位です。
バージニア葉をベースとしたブレンドシャグで、手巻きシャグとしては非常に人気のある銘柄だそうです。
パッケージを開けるとなんとも言えない青臭い匂い(良い匂いとは言えない)がしますが、着火すると大化けして上品な香りの煙が漂います。
そして、喫味はしっかりしたタバコ味、ハッキリした甘みが濃厚で、タバコの概念を変えられる程の突出した個性を持っています。ただし好みは別れると思います。私はこのシャグが凄く気に入ってしまいました。
パウチにはチャックが付いていてしっかりと封できます。十分に加湿された状態で販売されていますので、開封直後から湿気がしっとりしていて、タバコ葉ってこういう状態でも良いんだなぁと教えてくれる感じでした。実際ゴールデン・バージニアはしっとりと加湿した方が美味しいと思います。
シャグを加湿することを意識した機会
GVを開封してから時間が経ったこともあり、GVってこんな感じだったっけなぁ?慣れてしまったせいかな?と言う印象で、最近はあまり美味いと思わなくなっていました。
今日、早起きしたこともあり、また出勤までに時間があったこともあり、職場で休憩時間に吸えるようにと、ローラーを使って手巻きを3本作って職場に持って行きました。
今日は朝から雨降りです。
出勤して一仕事終えてから一本目。まぁこんな感じかという印象でした。
お昼過ぎに二本目。なんか美味いなぁ。持ってきて良かった。
仕事を終えて退社する前に三本目。え?!めちゃ香りが立って甘みもしっかり。これだよ!
という感じで、一日の間に喫味が変化していました。
そうだ!GVは加湿が必要なシャグだった
今日は雨降りだったこともあり、事務所の中も少し湿気が来ていました。机の上に置いておいた手巻きタバコは、アルミケースに入れておいたにもかかわらず、部屋の湿度によってジワジワと加湿され、GVの旨味を引き出せる状態(湿度)に近づいたと思われます。
そうでなければ、朝と夕方とでこれだけ喫味が変化するとは思えないのです。
帰宅して改めてGVのシャグをチェックしてみました。まだ沢山残っているので気にしていなかったのですが、確かに乾燥してパサパサしている事を再確認しました。買ってきて開封した時にあのしっとりしたGVは印象的だったのを確かに思い出しました。
シャグを加湿する
シャグの加湿には色々な方法がある様ですが、私はドミンゴのハイドロストーンを買っているので、これを水に浸して吸水させ、シャグと一緒にタッパウェアに入れて置きます。
ただし、シャグがハイドロストーンに直接触れると貼り付いてストーンが汚れるので一工夫必要だったりします。タッパーに移してから直接触れない状態にするのがオススメです。
霧吹き等で急激に加湿するのはちょっと違うと思っているので、ジワジワと時間をかけて加湿するのが良いと思っています。何しろ雨降りとは言え、空調がある事務所内に置いておいただけで味わいが変わるのですから、ちょっとした加湿で劇的に変わるものなのです。急激なことは良くないと思います。
理想はbovedaヒュミディパック、急いでいる時にはハイドロストーンを組み合わせて加湿を補う方法です。余分な湿気はbovedaが吸い取ってくれるの過加湿を防げます。
GVについて
ゴールデン・バージニアはやっぱり凄いシャグだと思います。好き嫌いが別れるとしても一度は是非味わって欲しいと勧めたいシャグです。ピース系の香りが好きな人にはハマると思います。
このシャグはcheの次に購入した2つめのシャグで凄いインパクトがありました。
シャグ自体はちょっと臭い感じがしますが、着火するとバージニア系特有の良い香りが立ち上がります。タバコの概念がきっと変わる、そんなGVシャグをブログに記すのを忘れていて今頃記しています。私にとっては忘れられないシャグの一つです。