書きやすいボールペンがお気に入り
以前もボールペンや格安万年筆について記したのですが、やっぱり筆記用具がマイブームです。
私の中で新たに使ってみたいボールペンが浮上しました。UNI PowerTankよりも人気があるUNI JETSTREAM SXN-150-05 1P .24 黒/BLACK(150円)です。インクが柔らかく低摩擦だそうで超なめらかな書き味を実現しているとか。試してみたいじゃないですか?
0.5mmの細字を選びましたが、思っていた以上にスリムな(細い)線を軽い筆圧でスラスラと書けるので、もうワンサイズ太くても良かったかなと思っています。この軽さはボールペンとしては初の体験です。
uniジェットストリームの入手は比較的容易
PowerTankに比べ、JETSTREAMのインク(替え芯SXR-5)はちょっと気の利いたスーパーマーケットの文具コーナーに置いてる位に人気があるので、ワンサイズ太い替え芯を買って比べてみるのも有りかなと思っています。
なお、このボールペンの本体(ボディ)は少し細身なので手が小さい子どもさんや女性にに良い感じだと思います。私としては(手は大きく無いですが)もう少し太い方が持ちやすく今のところPowerTankのグリップの方が持ちやすいと感じます。
筆記用具は大切
どうやら筆不精というかワープロばかり使ってきて文字を書くのが嫌いになっている私ですが、少しずつその長年に渡るトラウマ的弱点が改善されてきている様です。これも筆記用具に再び興味を持って来たおかげじゃないかと思います。書く事で漢字も思い出せます。ワープロを使う生活が長かったため、読めても書けない漢字が増えてきました。
ごく普通の事ですが、最近は職場で印刷に失敗した裏紙を使ったりして、思いついた事や仕事のタスクをメモ的に洗い出したりして、実際に字や図で書く様にしています。
以前の私はPCでテキストエディタを起動してそういうものをキーボードから入力していたのですが、最近はもっぱらボールペンか格安万年筆でサラサラと適当に書いています。この手を動かす感覚は結構重要だと最近思っています。
クリアスクリーン・クリアデスク
最近のビジネスシーンでは、CS/CDという言葉が使われます。パソコンを使う職場が増えているので、パソコンもクリアに、机の上もクリアにという感じですね。情報を置きっぱなしにしていると、情報漏えいにも繋がるので余計なものを置かず常に整理整頓されているのが理想です。
私が紙(メモ)に書き出したものは、線で消したり書き足したりして内容を練り上げていきますが、最終的に残すものはPCで入力して電子文書化して残します。大抵はそこまでして残す必要が無いので、一応捨てる前に、複合機のスキャナー機能を使ってスキャンし、PCに取り込んでDocuWorks形式で保存しておきます。紙は破って捨てるかシュレッダーにかけてゴミ箱行きです。
机の上や引き出しの中に捨てられないメモ紙を溜め込んでも日の目を見ることはあまりありませんから、こまめに電子化してメモ紙は捨てます。
クリアデスクを目的としたこのスタンスが自分に合っていると最近は思っています。Xerox DocuWorksとスキャナーの組み合わせはかなり便利でオススメです。情報(メモ)は貴重な情報かも知れませんがそれを片っ端から引き出しに入れておいても、探せなくては意味が有りません。情報に埋もれる様では本末転倒だと思います。
UNI JETSTREAMについて
さて、本題のJETSTREAMですが、油性インクなのに水性インクっぽい感じにサラサラ出て来て非常に気持ちが良いです。かすれる事もまず無いですね。0.5mmは細い線が描けるので、ちょっと複雑な絵を描く用途にも向いていると思います。
これだけサラサラしたインクになるとどうしても心配なインク漏れですが、スプリングチップ構造や、ツインボール構造で逆流防止等の配慮がされているのでそう簡単に漏れてえらいことになるのは避けられそうです。(真夏の自動車の車内とかに置いたままだとどうなるか分からないですが)
個人的に最近は、プラチナの格安万年筆を使ったり、UNI PowerTank加圧ボールペンを使ったりしてきましたが、ここへ来てJETSTREAMがアイテムとして増えたので、紙に書き出すアイテムが単純に増えました。どれも良し悪しがあるのでどれが良いと言い切れないのですが、私は目的に応じて使い分けると便利だと感じています。
- 格安万年筆(PLATINUM Preppy)
安物万年筆とは思えないくらいに良く書けるので、軽い筆圧で紙の上にインクを置いていく感覚で記せるのが最大の特徴だと思います。何かアイディアを書き出したりするのに指先だけで書ける感覚が向いていると思うので、構えずに書けるアイテムだと思っています。もはや万年筆を使うのに構える必要は無い時代なのです。 - 加圧インク・ボールペン(uni PowerTank)
油性ボールペンのインクを空気圧で押し出してくれるサポート付きなので、通常の油性インク(だと思われる)の割には非常にスラスラと書けます。重力に反して上向きでも書けるのは異次元でしょう。しかしこれも場面によっての良し悪しなのですが、インクが重い感じがどうしても残るので、ちょっと構えた場面で(申請書等に記入するとか)活躍してくれるボールペンだと思います。逆に言えばこれ一本あれば全てこなせるとも思います。王道のアイテムと言って良いでしょう。 - 超低摩擦インク・ボールペン(uni JETSTREAM)
油性ボールペンなのにインクが水性並にサラサラしていて軽く描けます。またインクが柔らかいので極細サイズのペン先で細密な線が引けるのも特徴です。ちょっと緻密な字を描いたりする用途にも向いていますし、万年筆と同様気軽にサラサラと書く用途にも向いていると思います。軽いのでかしこまった書類に記入する場面では私としてはPowerTankを使おうと思いますが、このペン先が滑る様な書き味に慣れてしまうと他が使えなくなる恐れもあると思います。それくらいのポテンシャルを持っている優秀な油性ボールペンです。
なぜリフィル(替え芯)に互換性が無いのか
改めて、筆記用具についてこうして記していると、インクの性質やペン先の構造や性能、ペン本体(ボディ)のサイズや質感等のバリエーションが豊富で、自分にマッチする筆記用具を探すのが楽しくもあります。
しかし、私が感じているJETSTREAMのペン本体の細さ(スリム)は、感覚的に少し合わないので非常に惜しいです。もちろんもっと数多くの文房具を置いているお店に行けば、多くのバリエーションから自分の求めているものを探し出せる可能性はあると思います。
基本的に合理主義的な発想をする私としては、なぜリフィルに互換性をもたせ、規格で統一しないのだろうか?という疑問が常に残ります。お気に入りのペンボディを選び、お気に入りの書き味を出せる替芯を選び組み合わせれば、誰でも感覚的にフィットする文房具を手に入れられると思うのですが、業界は独自の設計で、あえて(わざと)寸法や構造が違うボールペンを出していると感じます。
しかし、ものを作って販売するという商売をしている人たちにとっては、新しいモノを作って売る事(ビジネス)が目的な訳ですから、消費者の事ばかり優先させてもいられないのだろうとも思います。逆に消費者に不便を強いてでも買わせる細工をしなくてはならないのが現実なんだろうなと感じます。やはりわざと互換性を無くしていると考えるのが正解なのでしょう。
お気に入りを探す努力
幸い、UNI JETSTREAMにはバリエーションがいくつかありますので、自分にフィットするサイズ、質感のボディ、書き味のペン先を探し出し、お気に入りを見つけられそうです。このシリーズのリフィルは互換性があるので、リフィルで延命させていくという道筋をメーカーは残してくれています。その為にはいくつかのボディを試すという努力は避けられないと思います。
最近は少しずつ筆記用具に興味を持つ事が増えてきたので(学生の頃は色々試した後にお祝いで貰った万年筆を愛用していた。勉強の多くはこの万年筆で書くことによって記憶出来た。)、また1つの楽しみとしてお気に入りの筆記用具を探してみようかなと思います。
人間は色々なものを生み出せる生物です。筆記用具1つとっても色々な価値観があるので、自分に合うものに出会えると幸せだと思うのは誰でも同じだと思います(文房具に執着が無い人でもコレは書きやすい!とか感じる事があるでしょう)。そういう些細な事に喜びを感じられる人でありたいなと、昔の感覚を少し取り戻した気がして嬉しい今日このごろです。
少しでも安く買うなら100円ショップも要チェック
ダイソーの筆記用具コーナーに行った時に知ったのですが、ジェットストリーム(スタンダード)が100円(108円)で販売されていました。
もしかしたら百均ローコスト仕様なのかも知れませんが、見た目は同じジェットストリームでした。通常購入すると150円で、量販店で140円位でしたからダイソーでまとめて購入するとお得感も大きくなると思います。数十円の違いですが少しでも安く購入するなら百均で購入する方法もアリだと思います。
ダイソーには、0.7、0.5、0.38の三種類のサイズで、色は黒と赤がありました。とりあえず0.38の「さらに極細」を試してみたかったので黒を購入しました。書き味は0.5よりもワンサイズ細いだけあって更に細い線(字)が書けます。
筆圧を軽くして書く事になりますがしっかりインクが乗るので快適です。極細はコンパクト手帳等に記録しやすいので上着のペン差しに入れたまま携行しようと思います。
デザインを比較するとホワイトの方が好みです。黒いボディは色気のない地味な感じです。中央のスケルトン部分もなぜか黒く紗がかかっているので全身真っ黒状態でインク残量の確認もしづらいです。
好みの問題でもありますが機能的には中央がスケルトンになっている方が残量を見やすくて機能的だと思います。
クリップの部分に0.5とか0.38とかサイズが印刷されています。使っていると印刷が薄れてしまう場所なので気休めだとは思います。複数サイズを使い分ける場合はここで見分けると良いでしょう。
ふと、ペン先の太さが違うのかなと思って比べてみましたが、ボディのペン先の穴の太さ(径)は同じ様です。つまりペン先のサイズが気に入らなければリフィル(替え芯)を購入して差し替えればボディは使い回し可能です。
実際のところ108円で買えちゃうのでボディごと買い換えた方が気分リフレッシュでお得感も強いとは思います。リフィルがもう少し安くないと意味がない感じもします。
追記
もっぱら最近の事務仕事ではJETSTREAMを使っている今日このごろです。書類のチェックや書き込みには赤と青が個人的には欠かせない色です。
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