手巻きタバコで自分好みの煙草を愉しむ~お小遣いを少しでも節約したいスモーカーに伝えたい

レビュー

喫煙者限定でお伝えしたい体験をしたので記しておきます。非喫煙者、未成年者はけっしてタバコに手を出さないようにして下さいね。

手巻きタバコとの出会い

先日訪れた東岡たばこ店で、販売されている袋に入った謎の白い物体について店員さんに質問したところ、手巻きタバコ用のフィルターだと言う回答が返ってきました。

親切な店員さんで、手巻きタバコの巻き方を見せて下さいました。

ローラーの間にフィルターとタバコ葉をセットしてクルクルとローラーを回転。その後紙を隙間からローラーに入れてクルクルさせながら最後に舌で唾液を付けて巻紙を付けます。専用の紙の端には糊が付いているそうです。そう言えばこの動作は映画で観たことがある。(ローラーは使ってなかったけど)

手巻きタバコは日本人にはあまり馴染みが無いそうですが、海外では多く愛用されているそうで、外国人のお客さんが良く買いに来るそうです。会計を済まし早々に店内で手で巻いてお店から出て行きながら吸い始めるとか。そんなに簡単に巻けるものなのでしょうかね?

店員さんいわく、外国人は細かいことは気にしないので適当にちゃっちゃと巻いて吸い始めるとか。日本人的にはそれはどうなん?という気持ちになります。

そんな日本人でも納得出来る様に巻ける「手巻き用の道具」が、500~600円程度であるそうなので、面白そうだから入門セットを一式買ってしまいました。

フィルターは好みで選べ、長いタイプ、短いタイプ、細いタイプ、太いタイプ、チャコールフィルター内蔵のタイプ等各種取り揃えられていました。タバコ葉(シャグ)はチェのレッドをチョイス。

コストパフォーマンスが高い?

私は「チェ(che)」の手巻き用タバコ葉(シャグ)を選び購入しましたが、店内には色々な種類が取り揃えられていました。チェには専用のペーパーが50枚付属していると書かれていたのでペーパーは今回は買いませんでした。当面は付属の紙で巻く練習をします。

一応参考の為に購入価格を記しておきましょう。

  • チェ・シャグ25g(紙50枚付):550円
  • ZIGZAGローラー:648円
  • ピュアフィルターレギュラー200個:380円

タバコ関係には税金が含まれているらしくキリの良い価格ですが、手巻き道具は600円(税別48円)となっています。しめて1,578円なり。初期投資がちょっとかかります。

この記事を読んでくれた人にも分かりやすくコスパを計算してみます。比較しやすい様に20本入りタバコの価格として計算してみましょう。

シャグ

550÷50=11円(1本)なので、20本だと220円(一箱相当)

フィルター

380÷200=1.9円(1個)なので、20本だと38円(一箱相当)

合計

220円(タバコ葉代)+38円(フィルター代)=258円(一箱相当)

という単純な計算が出来ました。

一回こっきりだと余りがあるので無駄になりますが、繰り返し手巻きでタバコを吸うのであれば、チェ・タバコが一箱430円ですから、手巻きの手間を惜しまなければ、
430ー258=172円も安く愉しめます。

コスパについて考察

シャグ(タバコ葉)の詰め加減(巻き加減)によっては、付属のペーパー50枚は、ペーパーが余る(シャグが足りなくなる)可能性や、ペーパーが足りなくなる(シャグが余る)可能性もあります。

細身のフィルターでちょっとずつ味わうならペーパー50枚を使い切ってもシャグが余る可能性は十分にあります。よってペーパー(別売り)を買い足す事になります。

この様にして自分にあうタバコ葉の量を加減できることもあり、タバコを止められない人は、手巻きでコストダウンさせるという方法は十分にアリだなと思います。手巻きはちょっとした手間がかかるので、チェーンスモーカーはコレで気を紛らわせるというのも一案です。

銘柄にもよりますが、開封直後のシャグは大抵の場合状態が良いですから非常に美味いですし、手巻きタバコは本当にオススメです。

マニトウなど乾燥状態で販売されていて自分で加湿必須のシャグもあります。加湿の手間はかかるけれどその分かさが多いのでお得ですね。

タバコの手巻きは難しい?

手巻きローラーには図で手順を記したもの紙切れが付属していました。説明文はありませんので見よう見まねで挑戦。お店で見せてもらった手順と、図を参考にしつつやってみます。

一本目はちょっと失敗。フィルター側の巻きが甘くて隙間から直接煙が入ってきます。でもフィルターを通さない方が味わいが濃くて美味いかも知れませんが。

慎重にゆっくりふかしながら味わってみました。恐らく通常のボックスタバコとはフィルターが違う関係でしょうが、味わいが全然違います。結構煙が出ますし香りは強い。

この辺りは何度か試行錯誤しながらコツをつかむまで繰り返し練習するしか無さそうです。

と記した時点で、手巻きのやり方についてはYouTubeに動画があるんじゃ?と気づいて動画を検索したら沢山見つかりました。非常に参考になります。良い時代になったものですね。


《ZIG-ZAG》手巻きたばこの作り方 Rolling Machine編

手巻き用フィルターは細めの方がビギナー向け?

何本か巻いてみて分かったのですが、フィルターは細いタイプの方がビギナー向けには易しそうです。レギュラーの太さだとそれなりの量のタバコ葉を詰め込まなくてはなりません。タバコ葉が少ないとスカスカになります。

ただし、レギュラーに比べるとスリムは喫煙が難しいです。火種が強くなりやすいので辛いという人が多いです。レギュラーの方が個人的にはおすすめです。

それなりに納得出来るものが出来たので写真を撮りました。付属のペーパーはスケルトンの様な薄い紙なので、タバコ葉が透けて見えますが、このペーパーはかなり上質な感じがします。吸っていてもペーパー自体が燃える感じは無く、シャグ(タバコ葉)が燃えるだけで、シャグを巻いてある状態を保持する事に注力されている様な感じです。

ゆっくり吸えるので満足感は結構高いです。

最初は細身のフィルターサイズで細身の手巻きタバコを作って、ほそぼそと喫煙するのが実体験からのオススメです。フィルターは200個も入っているので、またの機会に細いフィルターも買ってこようと思っています。細身で巻けはタバコ葉の消費量も減らせますので、物足りないと感じた場合にレギュラーサイズにすればコスパも抑えられそうです。

手巻き器具(ローラー)は持ち歩くの?

店員さんに手巻き器具を選んでもらった時に、「軽い方が良いからこれだね」って感じで言われながら選んで貰ったのですが、家に置いておくなら別に多少重くても関係ないんじゃないかなと、帰宅してから思った訳です。

どうやら店員さんは私が手巻きタバコを携行して、出先でも手巻きして吸うことを考慮してくれた様に思えます。今のところそんなことは考えてもいないのですが、なるほどそういう方法もありか(でも職場には持って行きづらいな・・)

ま、外人さんは手巻き用の道具すら持たずに、本当の意味で手だけでクルクル巻いて吸い始めるということなので、慣れれば出先ででも巻いて吸い始めることが出来るのでしょう。

YouTube動画を観ると、手軽に巻けているので手慣れればそれも可能そうです。好みの形でタバコを楽しめますので、手巻きタバコはアリだなって思っています。手間がかかる分、タバコを吸うという事が特別な事になり、本数も減りそうです。


手巻き煙草のつくりかた-How to make your own cigarette-TSUGE

ハンドロールで済ます方法もある

手巻きタバコは、シャグペーパーフィルターの組み合わせを自由にアレンジ(カスタマイズ)する事ができる、趣味性の強い喫煙方法でありながら手軽なのですが、いちいちローラーを持ち歩くのはスマートではありません。

シャグとペーパーは必須ですが、フィルターが要らないなら両切りにしてしまえば持ち物が減りますし、ハンドロール出来れば(手で巻ければ)ローラーも持ち歩かなくて済みます。実際、外国ではいちいちローラーを使わない人が多いらしいです。ローラーを使うのは日本人ならでは?

ハンドロールするのはそれなりに技術(慣れ)が必要となりますが、そこでコニカル巻きが魅力です。コニカル巻きなら比較的手軽にハンドロール出来ますし、フィルター無しの両切りでもシャグが口に入りにくいといメリットがあります。コニカル巻きにすると香りも楽しみやすいし、クールスモーキングもやりやすいです。

高知市内で手巻きタバコをゲット

先の投稿に記しましたが、高知市内でこの手の喫煙具を入手するには 「東岡たばこ店」と「森酒店」がオススメです。色々な喫煙具を置いてあるタバコ専門店という感じです。

他の記事に訪問した時のことを記しているのでよかったら参考にして下さい。

東岡たばこ店

森酒店

シャグの加湿も重要

調べていてわかったのですが、シャグ(タバコ葉)を良い状態(適切な湿度)で保つには、ヒュミドールが欠かせないそうです。密閉式の入れ物(タッパー)でも構いませんが本格的なのは木製の箱で湿度コントロール出来るヒュミドールが理想的だとか。ヒュミストーンや湿度調整剤(中身は塩らしいですが)も便利です。

パウチを開封するとシャグの水分が抜けて乾燥します。乾燥しすぎるとシャグは本来の風味を愉しめなくなるのです。喫煙具は本当に色々なものがありますね。でもこれは高価なものじゃないしシャグを開封後は最後まで美味しく味わいたいので購入しました。

使ってみて分かった事は、たばこを美味しく味わうには、適度な湿気が必要だという事です。カラカラに乾いたたばこ葉を燃やしても煙しか出ません。カラカラのたばこ葉を燃やすと煙いだけです。

しかし適度な湿気があるとその水蒸気でたばこ葉が蒸されてたばこ葉から旨味や甘味が出てきます。水蒸気があった方が熱がムラ無くたばこ葉を蒸すという仕組みです。その湿度を調整するのが難しくもあり美味しく味わう秘訣だったりします。ただし湿気が増えた分水蒸気的なものが含まれるので舌をやけどするリスクもあります。よってやんわりと喫煙する必要があります。奥が深いです。

美味しく喫煙するためには、シャグ(たばこ葉)の湿度を70%前後に維持するのが良い様です。実際、私はBovedaの69%と72%を使い分けていますが、この辺りの湿度だと旨味(甘味?)もじんわり出てきて満足度の高い喫煙が可能です。

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未成年者の喫煙は法律で禁止されています。また喫煙は健康を害するリスクがあります。喫煙はこの世で経験しなくて良いことの一つだと思います。決して軽はずみな好奇心で手を出さないようにして欲しいと思います。

喫煙者の方は、なるだけ健康被害が出ない様に節制し、たばこを楽しめる事を願っています。満足度の高い喫煙があれば無駄に本数を消費することも避けられるので合理的です。手巻きタバコはそのバリエーションを広げる選択肢の一つだと思って記事にしました。

日本国内において20歳未満の者の喫煙は禁止されています。絶対に20歳未満の人は喫煙しないで下さい。また当サイトでは喫煙を推奨する訳ではなく、喫煙者に対してより良い喫煙を紹介する目的で記事を記しています。

コメント

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