Google Adsenseでシンガポールの税務情報提出を求められた

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当サイトにはGoogle Adsense広告を設置しています。レンタルサーバー代、ドメイン利用料等の支払いに当てており、サイト運営が継続出来ているのもAdsenseのおかげだったりしますので割とあてにしている部分はあります。

Adsense報酬が保留されている

収益は4~5ヶ月でようやく8,000円に達する程度なので、約半年に1回支払って貰えるのですが、そんな感じなので振込みに気づくのは後になってしまいます。

今回、たまたまAdsenseにログインして、お支払い情報をクリックしてみると真っ赤な表示が出ています。

お支払いが遅れることなく、税金の源泉徴収も適切に行われるようにするために、できる限り早急にシンガポールの税務情報をご提出ください。

https://www.google.com/adsense/

一瞬何かしでかしたかな・・と焦りましたが、そういう訳ではありませんでした。どうやら税務関係の証明書をシンガポール向けに提出しなくてはならない様です。

シンガポールの税務情報を入力する必要あり

私がサラリーマン務めということもあり、こういう手続関係はうといので手っ取り早く検索してみると、Adsense関係で既に前例の情報がありました。リサーチした限りでは2023年12月頃からこの通知が届き始めた始めたみたいです。

今回の要求は、「シンガポールの納税義務者でないこと(日本人で日本に住んでいるということ)を証明する書類を提出しなさい」という事でした。

税務署(国税庁)の居住者証明書が必要っぽい

ずいぶん前にアメリカ合衆国の税務関係用にマイナンバーカードの写真を撮影して提出した記憶があるのですが、ネットで検索したところシンガポールの場合はマイナンバーカードや運転免許証ではダメだったという情報があり、税務署(国税庁)の居住者証明書が必要っぽいです。

ここ10年はサラリーマン勤めで税務署には縁が無い生活をしていますが、放置しておいたらAdsense報酬を支払って貰えない可能性が高いので、居住者証明書を貰いに行くしかありません。

いま確定申告の真っ只中じゃないか・・

税務署の窓口に出向いて申請する必要があるのですが、平日の日中に動ける日でなければ行けません。平日日中に自由に動けないのがサラリーマン務めの辛いところです。しかし幸いながら今の仕事は平日に半日休める勤務がたまにあります(代りに土曜日の半日勤務あり)。基本的には隔週(交代制にしているので)で平日に半日休めるのでその日に行けそうです。

ただ・・2月って確定申告で税務署はドタバタしている真っ只中じゃないですか。たしか3月15日までだったと記憶しているので、3月15日以降の平日に半日休める時に税務署に行こうと思います。スッキリしませんがそれまでしばし保留です。

提出書類の準備

国税庁のHPから申請書をPDFでダウンロードする事が出来る様です。入力用をダウンロードしてPDF入力してからプリントアウトすれば手書きしなくても良いので多少マシです。

ちょっとわかりにくかったので補足しておくと、「手書き用」と「PDF入力用」が選べるのと同時に、「租税条約等締結国用」と「その他用」があります。租税条約締結国用(シンガポールは締結しているらしい)をダウンロードすることになる様です。

居住者証明書交付請求書・居住者証明書(租税条約等締結国用)入力用(PDF/211KB)

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/osirase/9210.htm

様式を見比べてみて気付いた違いは、租税条約等締結国用は「請求目的」を記入する必要がない点です。

日本語で入力したり、英語(ローマ字)で入力したり、住所は国際様式、電話番号も国番号様式で記入したりと面倒ですが、先にこの課題をクリアした人達の情報が既にあるので、これから申請される方はそれらを参考にされると良いでしょう。記入方法については冗長なので私は省略して代わりにキャプチャをUPしておきます。

これを2枚プリントアウトして税務署に出しに行く必要があります。ちなみに税務署では手数料はかからず無料で交付してくれます。

ようやく税務署に提出してきた

平日に動ける日に高知税務署まで行って居住者証明書を交付して貰ってきました。と言っても3月は勤務が合わず動けなかったので4月に入って最初の平日昼上がりの日にようやく行けたという状況です。2月に気づいてから一ヶ月半は軽く経過してしまいました。

特に予約もなしに行ってしまったのですが、空いていたので整理券を発行して貰いすぐに窓口に呼ばれました。書類を2部提出して受付票1枚を記入して(氏名と連絡先)、運転免許証を提示して再び待っていると呼ばれて、「後日連絡しますのでその後引き取りに来て下さい」と言われました。

  • 当日発行して貰えない
  • 電話がかかってくるので後日また税務署に行く必要あり

なんだかなぁという感じですが、何日か後に電話がかかってくるのを待って、それ以降に再び税務署を訪れる必要があるという事の様です。翌週の4月9日に電話がかかってきて書類が出来ていると言われましたが、4月は平日の昼間に動ける日はあまり無いので少し日数を置いてから取りに行く事を告げました。なるだけ早く取りに来て下さいと言われましたが、行けないものは行けません。

ようやく税務署で書類を貰ってきた

ずいぶん日が空いて、5月1日にようやく平日の昼間に動ける日が出来て税務署を訪問して居住者証明書を手に入れることが出来ました。ちなみに書類を引き取りに行った時も運転免許証等で本人確認を要求されるので、必ず身分証明証は持参する様にしないといけないです。

手に入れた書類を自宅に持ち帰り、スキャナーでスキャンしてPDF形式にしました。これでAdsenseから提出する準備が整いました。ようやく事務的な手続きを終えることが出来そうです。

Adsenseからシンガポール云々が消えていたので探す

Adsenseにログインしてみるとシンガポールの税務情報云々という赤い表示がでなくなっていて、どこからPDFファイルを送れば良いんだ?という面倒なことになりました。しばらく適当に触っていると見つけることが出来ました。

「お支払い」ー「お支払い情報」ー「お支払いアカウント(Adsense)」に隠れていました。既に回答済のアメリカ合衆国の税務関係もここにありました。

シンガポールの税務関係については、入力項目としては下記の様にしてPDFファイルをアップロードしました。「お客様の税務情報が承認されました」となりましたが、「審査中」とも書いてあるのでしばらく待たないといけない様です。

入力項目:企業情報

  • 業種(個人の運営)
  • シンガポールに恒久的に施設を所有しているか(いいえ)
  • シンガポールの物品サービス税に登録しているか(いいえ)

入力項目:課税免除

  • 免税対象となっているか(はい)

入力項目:税法上の居住地

  • 税法上の居住地(日本)
  • 居住者証明(税法上の居住地の証明書)→今回入手した書類のこと
  • 有効期限(空白にした)

翌日にはステータスが「承認済」となりました。これで手続き終了となった様です。タイミングも悪くて日数を要してしまいましたが、やらなければいけない事がようやく一つ済みました。

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