Jango RadioをPCで録音する強引な方法~100円ショップで買ったAUXケーブルを使ってみた

PC

Jango Radioがなかなかいい具合だという事は先に記しましたが、本当にかなり良いセレクトをしてくれるのでもっと活用する方法がないかなと考えてみたのですが、車の中で聴けたらなぁと考えました。

仕事の関係で車で移動することは結構多いのですが、社用車にはFM/AMラジオ、カセットテープ、CDを再生する機能がついてる位で、カーナビに付属のメモリースティック対応のミュージックプレーヤーもあったりするのですが、そもそもメモリースティックなんか今時ありえないのでパスです。せめてSDカードにしといてくれよって感じです。

私が理想とする状態は、AUX端子とかが前面パネルについててそこから入力できれば、手持ちのスマートフォンを接続するだけで平和が訪れるはずなのですが、なぜかカーオーディオは前面にそういう端子を設けている機種を見ません。なんだかセンスがないなとカーオーディオにはまっていた時期(DATも載せてた)を思い出しました。その頃はAUX入力のラインに簡単に接続変更できる様に中間ボックスを自作して使い勝手を良くしてました。

まさか社用車のセンターパネルをはぐってオーディオ機器の裏側をチェックとかしたくないし自作加工とかありえないのでこの方法はパスです。センターコンソールは車種によっては面倒くさいのですよほんとに。もっと簡単にして標準化すべきだと思う一つです。

そこで労力と効果の見合う方法を探すという処に戻ってカセットテープ or CDとなる訳ですが、カセットテープ環境は過去にきれいさっぱり捨て去ったので今更また戻る気もしません。こうなると最も汎用性が高いCDで行くことになります。消去法で行くと当然の結果でしょう。

ネットラジオを保存して自作CDにする

理想形(AUX端子からスマホ等で入力)がダメなので、CDに下ごしらえをしておいて持参し再生する方法が現実的という結論に至りました。となるとJango Radioを何かしらの方法で録音(ファイル化)しなくてはなりません。

パケットキャプチャとかして解析すればなんとかなるのかもしれませんが、もっとお手軽に行くことにしました。どうせ音質とか拘る場面でもないし(社用車のオーディオ機器はラジオを聴ける程度なので)音楽がCDに保存できてればOKなのですよ。

ふと思い出したのは、何かに使えるだろうとダイソーで買っておいたAUXケーブル(50cm)です。スペアの為にと二本買ってました。こういうところは用心深いです(笑

これをパソコンのヘッドホンジャック~マイクジャックに接続して強引に録音してしまいます。うちのWindowsパソコンのマイクジャックはステレオ対応なので、ステレオヘッドホンの信号をステレオで受け取れるはずです。

ただ、怖いのはコンデンサーマイクを接続する為にマイクジャックに直流電圧が印加されていることがあるので、それがヘッドホンジャックに悪影響を与える可能性がないとも言えないことです。通常は直流カット(回路保護)用にコンデンサーが入ってるはずなのですが。

思い切って接続してみました。

これでWebブラウザでJango Radioから音楽を再生します。

次にフリーウェアの音声ファイル加工ソフト(SoundeEngine Free)を起動して、録音画面でレベル調整をします。ヘッドホンとマイクはインピーダンスがかなり違うので、パソコン側の再生レベルは、下げておくのが重要なポイントです。本来は抵抗入リケーブルを使うべきなのでこのケーブルは邪道です。

マイクのレベルも下げておき、ブーストオプションは無効(0dB)にしておきます。おそらく標準設定のままだと割れる(歪む)と思いますし、過大入力で回路が壊れるとかもあり得るかもしれません。やはり抵抗入りケーブルを使うのが安心です。

基本的にこういう設定は、レベルを低い方から徐々に上げていく手順で調整するのがトラブル(故障)を避けるコツだと思います。いきなり過大入力で回路をぶっ壊したとか馬鹿らしいです。

こうしてインピーダンスの違う(レベル差がある)回路を直接ケーブルで接続する事自体がリスクの有る行動であり自己責任ですけどね。

保存したWAVファイルを料理する

録音できたものは、SoundEngineでWAV保存しておいてから編集すればなんとでもなります。とりあえず再生してみたのですが、欲張ってレベルを上げていると音量レベルが上がったところでクリップして歪が生じてしまいました。うちの場合は-6dB以下に抑えるのが肝の様です。レベルを調整して一度やり直しです。

PCのオーディオデバイスの仕様や性能の違いもあるのでケースバイケースだとは思いますが、うちの場合はこの方法(AUXケーブルを使ったアナログ録音)でネットラジオをWAV形式で保存することができました。思いつきでやってみましたが成功して良かったです。

簡単にアンプ+スピーカーで再生してみましたが、音の劣化があるのかどうかわからない程度に綺麗に録音できていました。デジタル録音じゃないので(一旦アナログに変換されているので)無劣化ではありませんが十分目的を果たせます。

後はImgBurnで音楽CD用のイメージを作り、PCで再生できることを確認してからCD-Rに焼き焼きすれば、お手軽な音楽CDの出来上がりです。

知らない曲がランダムに再生されるところが楽しい

あ、Jango Radioの放送をそのまま保存して、車で聴くのが初とするのが今回のこだわりポイントです。ネットラジオを60分位録音して、Sound Engineで波形を表示してざくざくと一曲ずつ分割して個別ファイルにしてそれらをCD化します。

試聴はぶっつけ本番。車に乗ってからちゃんと聴きます。じゃないとネットラジオの楽しみがありませんからね。改めてカーオーディオにAUX入力があれば手間全然かからない問題なのになと思ったり・・。せめてSDカードとかだったらもう少し手間暇を節約できそうですが。

その後もっと現実的な方法に気づきました。

FMトランスミッターを使って既存カーステレオのFMラジオで聴く方法なら、古いクルマのラジオでも大抵の場合対応できます。

追記

この後でミュージック形式のファイルを保存する方法を見つけたので追加記事のリンクを記します。パソコンはやっぱりこうでなきゃね!と思ったりしますが、日本と違って世界はもっとおおらかなんですね。音楽はやっぱり楽しい。

コメント

  1. […] 先日記した記事で、Jango Radioで聴ける音楽を、仕事用の車でも聴きたいからCD-Rに焼き焼きして、CDプレーヤーで再生するという発想を試してみましたが、行きついた結論は「面倒くさい […]

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