Windowsアプリ
普段使っているデスクトップPCは、もはやLinuxで十分だなというのが最近実感しているところですが、それでも用途によってはアプリがLinux版を出していないものもあり(特に有償アプリ)、用途に応じてWindows環境も併用しています。
仕事に時間を取られる生活をしていて自分の時間があまり無く、作業効率を考えると有償アプリを買って使った方が断然良いということもありますので、その辺りは柔軟に考えて選択する様にしています。
そこで、個人的にこれが無いと不便(使えると便利)というアプリについて記しておくことにします。
動画編集
動画編集という言葉ほど編集は行っていないのですが、ちょっとした動画を作ったりする用途と、録画した動画の不要部分カットに活躍してくれているのがペガシスのTMPGシリーズです。
動画編集(TMPGEnc Video Mastering Works)
現在はハウツー動画的なものを作ったりするのに時々使用しています。以前は「Corel VideoStudio Pro X5」をだましだまし使っていた時期もありますが、バグでフリーズしたりする信頼性の低さ、エンコード結果が雑だったりして不満があったので買い替えました。今の所ちょっとした動画に仕上げる用途ではこれで十分だったりします。
動画カット(TMPGEnc MPEG Smart Renderer)
録画しておいた動画の不要部分をカットする用途に使っています。カットをつなぐ部分だけを再エンコードする最小限のエンコード処理で済ませてくれるので、非常に高速に書き出しができるのが最大のメリットです。ちゃっちゃと作業して書き出し結果が得られるので一番使っているアプリかもしれません。
参考として記しておくと、動画形式を変更(変換)してファイルサイズを圧縮する目的では、フリーのffmpegを使わせてもらっています。さくらVPSで動かしているLinux環境で処理をさせています。VPSの空きリソースを活用してffmpegを動作させているので手元のPCには時間のかかる処理はさせていません。元ファイルの転送と、圧縮結果を転送する事は避けられませんが。特筆すべき点としてTMPGEncシリーズで操作性が似ているので覚える事が少なくて済むのはメリットです。
3DCG
挿絵作成(さし絵スタジオ)
こうしてブログを運営しているのでアイキャッチ画像的なものが欲しくなります。いらすとやさんのイラストを借りたりもしていましたが、3Dでさし絵を作れるので重宝しています。凝ったこともできる様ですがもっぱら手軽に済ませています。絵柄を統一できるのもメリットだと思います。まだ完全には差し替えが出来てないのでぼちぼち進めていこうと思います。このアプリはまだまだ先々使えると思うので買っておいて良かったと思います。(終売)
簡易3DCGアイテム作成(六角大王Super)
老舗の3D作成ツールです。さし絵スタジオと同じ開発元が作成したアプリだと記憶しています。比較的容易に操作できるのでキャラクターやマスコット的なものを3D素材として作成することが出来ます。とは言ってもやはり3Dの作業は時間のかかる作業を伴うので、最近はあまり取り組めていません。今後時間を確保できるように改善してもっと活用したいです。
ポテンシャルが高いアプリだけにもっと活用できないと惜しいなと思っています。もちろんブログ記事の挿し絵に使ったりする画像も作成できるので私には欠かせないツールとなっています。新たなツールに乗り換えるには習熟の労力と時間が必要ですから、せっかく覚えた操作が使えなくなる前に買っておいて良かったと思っています。(終売)
エディター(MIFES)
大容量のテキストファイルやCSVデータの編集に重宝しています。かなり前に買ったのですが今の環境でもきちんと動いてくれているので買っておいて良かったと思います。プログラマー的な仕事はしていないのでフル活用しているかというとそうではありませんが、動作が遅くならないので重宝するのです。マクロを組んで効率よく処理できるのも気に入っています。フリーのテキストエディタも優秀なものが色々あるのでお金を払って購入する必要性は無いかもしれませんが個人的には買っておいて良かったと思っています。
アンチウィルス&セキュリティ(ESET)
Windows10にはDefenderというアンチウィルスソフトが標準で装備されているので、ウィルスからの保護だけが目的であればESETは必要無いかもしれません。しかし私の場合は色々な情報収集のために潜ったリンク先にアクセスしたりすることが避けられないため、ESETの保護が重宝してくれます。明らかに害のある(フィッシングとか)URLやスパムメールの情報は通報してESETユーザーに共有できるように協力しています。
ESETシリーズでWindows、iOS、Androidに対応できる様なので、スマートフォンの保護にも使えて便利です。特にかみさんはフィッシング等にひっかかる可能性(危険性)があるので、スマートフォンのセキュリティ対策は無策ではいられないのが現状です。ESETシリーズで5デバイス3年利用が7,000円程度で使えるので家族持ちには便利です。
音楽(DTM、DAW)
KAWAI バンドプロデューサー5
鼻歌から音楽データへの起こし支援ツールとして、まだフル活用出来ているという状態ではありませんがいい感じには役立っています。音楽CDなんかを元に耳コピー支援させることも出来ます。DAWと組み合わせてオリジナルの楽曲を作ることも出来ますね。もう少し検出精度が上がれば自信を持って勧められるのですが、現バージョンでは人の耳(脳)による耳コピーの支援ツールという位置づけです。なお、コード検出はまずまず使えるので軽い耳コピー用途ならこれだけでも事足りるかもしれません。
ローランドZenbeats
Windows、iOS、Androidで使用できるDAWの一つです。ライセンスを持っていれば複数デバイスにインストール出来ます。スマートフォンでも動作するのでシンプルなリズムに鼻歌的な声でメロディー等を録音しておいて、後でPC上で作業することが出来て便利です。ちょっとしたオリジナル楽曲を作るにはこれで十分じゃないかなと思っています。
もちろんもっと高品質な(柔軟度の高い)楽曲を作り込もうという用途には、DAWとしての機能や操作性面で足りないものは多々ありますが、カジュアルユースなDAWとしてはなかなか良い線を行っていると思っています。要は目的次第ですね。
AIボイス(かんたん!AITalk3)
音声をPCで合成しておしゃべりさせられるアプリです。ハウツー動画作成時のナレーションに使用しています。イントネーション(アクセント)を変更できるのでちょっと変だなと感じる部分も簡単に修正できます。自分の声を録音するという手もありますが、個人的にはテキストデータを元にナレーションが作れるこのアプリは欠かせないアイテムになっています。
最後に
定番のMicrosoft Office等も持っていますがあまり使う機会が無くなりました。最近ではLibreOfficeを積極的に使っていますのでExcelも出番はあまりありません。でも持っていて助かったという場面もあるので、LibreOfficeではどうしようもないって場面ではやはり必要なこともあるって感じでしょうか。
こうして現状を改めて整理してみると、過去にいろいろなアプリを購入しましたが現在も使い続けている有償アプリとなると案外少ないなぁと感じます。Photoshop、Illustrator、PaintShopなんかはオープンソース版の代替アプリを積極的に使うようになると、完全に使う必要が無くなったのでバージョンアップもせずに現在に至ります。ワンタッチで不要な部分を消し去る機能とか最近はCMで見かけますが必要無いんですよね。写真を撮る時に注意して撮影しているので。やっぱりサブスクリプション料金が高すぎますよねAdobeは。
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