ホイールナットが錆びてる
テリオスキッドを中古で手に入れた時からちょっと気になっていたのは、ホイールナットに錆があったこと。あれから半年経って錆の状態が悪化しつつあるのでこれ以上錆が酷くなって他に影響が出ない内に交換したいと思い、モノタロウでKYOEIのスチールナットを購入する事にしました。
KYOEIのスチールナットをチョイス
KYOEIはホイールナットのランナップも多く品質も安定しているので信頼ができると思っているし、メッキも丈夫なので再び錆びることもそう考えなくても良いだろうと考えました。
テリオスキッドの場合、15インチホイールに80のタイヤが標準サイズなのでハッキリ言って大きく重いです。なのでこの際ジュラルミン等の軽量ナットにしてバネ下重量を軽くしたいという事も頭をよぎりましたが、強度面で不安が増えるのでスチールのままで行くことにしました。テリオスキッドの場合は5穴なので合計で20個のナットを使用します。20個まとめて持つと結構な重みになりますが、5個の重量であればそんなにシビアになる必要も無いだろうと考えました。安全第一で乗りたいですし。
モノタロウではホイールナットを1個単位で販売しているので、使っていて将来的に傷や錆でダメージを受けた場合は必要な数だけ購入して交換する事も可能です。KYOEIの定番スチールナットなので終売って事も無いでしょうし先を考えると一番シンプルな買い物に決めました。【KYOEI Lug Nut 101S】を20個購入しました。1個ずつビニール包装されています。
ロックナットは使わなくていいや
中古で購入した時から、5個の内1個はロックナットが使われており、専用のアダプターを使用しないと脱着ができません。しかし今回は5本すべて標準の形状にすることにしました。将来的に使いたい場面も出てくるかもしれないので一応錆を落としてアダプターと一緒に保管して置こうと思います。
5結なので1本ずつ交換しては締めての繰り返しで作業することにしました。本当はジャッキアップして荷重を減らしておいた方が良いのでしょうが、テリオスキッドの高い車高を上げるには、貧弱な車載ジャッキを使うか、フロアジャッキを上げ底しなくてはならないので作業効率を考えました。少し走行した後で緩みが無いか確認する為にクロスレンチは載せて走行します。
クロスレンチを持っているので力を入れやすく作業は容易に思っていたのですが、おそらくインパクトレンチで締め付けたと思われ、非常に締め付けが強く簡単に緩めることが出来ません。5個位は非常に締め付けが強くてクロスレンチで引っ張りながら足で踏み体重を使ってようやく緩められるものもありました。一番締め付けが強かったナットを緩めた時は思わず尻もちついてしまいました。
ちょっと心配はしていたのですがボルトの錆は進行して無かったので助かりました。ボルト側の錆が進行してしまうとハブ側の状態が劣化します。こまめに点検は出来ないのでここいらは要点を押さえて点検しておかなくてはならないです。
外したホイールナットを並べてみたところやはり錆がひどい状態ですが、この程度で対処出来たので錆の悪化は避けられたと思います。中古車両なのでこのホイールナットがメーカー純正品なのかどうかも分からないですがメッキが弱いんだろうなぁ。
交換後の状態を見るとやはり気分が良いです。さすがにKYOEIだけあってメッキの状態も良いので当分は良い状態で乗り続けられそうです。
幸い、アルミホイールには大きなキズも無いのでたったこれだけのことですが小奇麗になった感じがするから不思議です。
中古で買ったので詳細は不明ですが、おそらく足回りは純正のままだと思うので、ホイールハウスとの隙間がなんともですが、いわゆる軽RV車なのでこういうスタイリングでトコトコと走るのが一番合っている気がします。
フロント側は一般的などノーマル程度のホイールハウスとの隙間です。まぁ自己満足ですが小汚い状態だったのが普通になった程度には改善されたと思っています。
テリオスキッドの純正ホイールナットは、ダイハツの標準的な60度テーパー。六角軸二面幅21mm、サイズM12×P1.5で合うという事をネットでリサーチして決めました。
ホイールによって規格が色々あるので自分の車に合うものを選ぶ必要はありますね。適合していないと緩んでタイヤが外れるなんて事故もあり得ますので本当に要注意です。
タイヤ交換にクロスレンチがあると作業効率が良いのでおすすめです。引き手と押し手で回転させられるのでしっかりとトルクをかけられます。安定して作業が出来るので怪我防止、確実な作業の面でも持っておきたい道具です。
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