職場のPC環境は、ノートPC本体に外付けモニターです。
外付けキーボードを使っている為、画面は外付けモニターをメインにしていますが、個人的にはノートPCよりもデスクトップPCの方が良いんですよね。社給品なので我慢して仕方なく使うしかありません。
メーラーはMozilla Thunderbird、WebブラウザはMozilla Firefoxを使っています。メーラーはほぼ他の選択肢が無いという理由で使ってますが、Webブラウザは使い慣れているのでこだわって使い続けているという感じです。
Mozillaのアプリを使っていてもバックアップの重要性は感じています。幸いMozilla関係のバックアップソリューションが無償アプリとして配布されています。
MozBackup
Mozilla関連のバックアップにはMozBackupが非常に便利です。これを使わないのはもったいないと思いますね。トラブル時にはバックアップを取っておいて良かったと思いますし、新しいPCを買った時などの環境移行にも使えます。
MozBackup 1.5.2 beta1では下記をサポートしている様です。
- Firefox 1.0 以降
- Thunderbird 1.0 以降
- Sunbird 0.3 – 0.9
- Flock 1.0 – 2.6
- Postbox (Express) 1.0 以降
- SeaMonkey 1.0a 以降
- Mozilla Suite 1.7 – 1.7.x
- Spicebird 0.4 – 0.8
- Songbird 1.0 以降
- Netscape 7.x, 9.x
- Wyzo
私の場合は、ThunderbirdとFirefoxしか該当しませんが問題無くバックアップが取得出来ている様なので(トラブルに遭遇してバックアップからリストアしたこともあります)、意識的にこまめにバックアップを取る様にしています。
ただ一つ使っていて不満があったのは、デュアルモニタ環境でMozBackupを起動すると、ノートPC本体側の小さな画面に表示される為、起動した画面が見えないこと。正確には画面からはみ出した位置に「ほんの少しだけ見える」状態になって画面が隠れていて操作ができない事です。
これを回避するには、いちいちWindowsの画面プロパティからモニターの並び位置を調整するしかなく、本当に毎回手間だったのですが、流石に何度も繰り返していると根本的に対処する必要性に迫られて調べてみました。
思いつく対処方法を試してみた結果、MozBackupのiniファイルを一箇所修正するだけでOKでした。この情報が検索では見つからなかったのでここに記して置きます。同じ不具合に遭遇した誰かの役に立つかも知れません。
backup.iniファイルは、下記に存在すると思います。MozBackupの実行ファイルと同じフォルダにありました。
C:\Program Files (x86)\MozBackup 1.5.2 JPN\backup.ini
修正箇所は添付図の通りで、「monitor」に該当するモニター番号を設定してやるだけです。編集して保存すれば、次のMozBackup起動時からはその該当番号のモニターに表示される様です。
私の環境の場合は、デフォルトが”1″のモニターになっていたので、”2″に変更してやれば外付けモニターに表示される様になりました。
iniファイルで操作出来るという回避方法が見つかったのは、MozBackupを作った(プログラミングした)人のちょっとした配慮のおかげです。これだけで本当に何も不満の無い優れたバックアップツールです。全然バージョンアップされないけれど問題なく使えています。
コメント
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