Roland Rubix22オーディオインターフェースを購入~高音質・DTM打ち込み用としては必要最低限揃っていて音も良い

PC

ローランドのRubix22というオーディオインターフェースを購入しました。必要以上に凝った使い方はしないつもりなので、単純に音声信号をPCに入出力できるもので最近のモノを調達しようと考えました。このジャンルは改良の積み重ねによる進化が速いので基本的には後継機種の方が優れていると考えています。

機能的にリードしているスタインバーグのUR22mkⅡと比較で迷ったのですが、コロナ禍の関係でDTMや「歌ってみた」系のニーズが増えてオーディオインターフェースは市場から品薄状態だとわかりましたので、ショップの在庫状況などからRolandを選択しました。無駄に高くなっているモノを割高で買うのも納得行きませんので。

新しいデバイスを手に入れるとちょっとうれしいものです。送料を含めて13,810円で購入出来ました。もちろん新品(メーカー保証付き)です。在庫があっても送料込で18,000円台のショップが多かったので上手に買い物が出来たと思っています。

同じ様なことを考えている人はもう少し待つと、コロナ禍で手にしたオーディオインターフェースが不要になって中古市場に流れる時が来ると思いますので、待てるなら待つという方法もありでしょう。半年位経つと使われなくなった物がハードオフとかにたくさん並びそうな予感が・・

最近はYouTube等でも「開封レビュー」的な動画が見られるので購入前に参考に視聴してみましたが、現物を手にしてみるとやはりRubix22は見た目からすると重量感があります。筐体に金属ケースを使っている事も関係しているかも知れませんがコンパクトで剛性感がある筐体です。

デスクトップPCのケース上に配置することにしました。後ろにはBOSE1705アンプを置いているので配線も楽です。Rubix22は背面スイッチの操作も時々発生しそうなので操作しやすい場所に置くのがベターかなと思います。(フロントパネルのOUTPUTノブは音量調節によく使います。

Windows 10環境のRoland Zenbeatsで使用してみました。RolandのHPからダウンロードページに進みドライバをダウンロード。Rubix22をWindows10に正しく認識させられたら、オーディオ設定からスピーカー(Roland Rubix22)という選択をすれば簡単に使えるようになりました。

Zenbeatsからの音はもちろんですが、PCから出力する音の出力先をRubix22に指定すると音楽の再生元がPCでもキレイな音で聴けるので、聴き専の方にもおすすめですね。USB-DACとして普通に使えます。ヘッドホン端子とボリュームもついているので(ジャックは標準サイズですが)外部アンプ(+スピーカー)をOFFしていてもヘッドホンでリスニング出来ます。

iPhone、iPadならこれを気軽にUSB-DACとして使えるので嫉妬しちゃいます。USB DACだけに使うにはちょっと贅沢ですけど、将来的に外部マイク等を接続してキレイな音を録音したいというニーズがあるなら購入の選択肢としてはアリでしょう。同じニーズであればスタインバーグUR22mkⅡなどと比較すると良いでしょう。スタインバーグUR22mkⅡの方が断然人気なのは間違いないです。

実際使ってみて、Rubix22の音は結構きれいな音で奏でてくれます。取り立てて特徴のある音質では無いんじゃないと感じますが、私が使っているBose 1705(アンプ)とJBL Control1(スピーカー)の組み合わせの範囲なので必要以上に追求するつもりはありません。耳当たりがよくこれくらいキレイな音で鳴ってくれれば十分です。

当然ですが一般常識的な音量であればノイズは全くと言って良いほど聞こえません。PCのオーディオジャック、ヘッドホンジャック共にシャーッと言うホワイトノイズが乗りますがRubix22を通すとそれは全然聞こえません。

もちろんPCで音楽を再生する時もRubix22を通してアンプ+スピーカーで鳴らせばクリアな音で聴くことが出来ます。もはやコンポとか一般用途には不要な時代ですね。週末にしか触れないのであとは来週以降の楽しみとして取っておきます。

MIDI、MIC、LINE端子

MIDIキーボードは、かみさんに昔買ってやった電子ピアノが押し入れに眠っていることがわかったのでそれを流用することにしました。私自身はキーボード(鍵盤)はほとんどだめなので練習しなくてはなりませんが、リズムを入力した後で音階を調整する打ち込みであればキーボードで演奏出来なくても有ると便利です。もちろん鍵盤で演奏できるのがベターです(練習するかな)。

後は、エレクトリックギターをHi-ZでRubix22にINして演奏したものを録音してみるとか、マイクを通して声などを録音してみるとか、そういう検証が残っていますが下馬評では割と優秀だとなっているので多分私の用途(目的)なら大丈夫でしょう。

演奏音源を入力した時のレイテンシー(遅延)の問題だけがちょっと心配ではあります。まだ演奏した音を入力して確認していませんが、その点ではUR22の方が良かったかも知れません。

残念ながらリアルタイム配信に重要なループバック機能がありません。そういうのを省いてコスパを追求したシンプルなオーディオインターフェースです。ループバック機能については、SOUND HOUSEの説明がわかりやすいので参照をおすすめします。MIDIインターフェースが不要ならSTEINBERG UR12でも良かったかなぁ。

注意点

私の用途は完全にDTM打ち込み用途なので、ギター演奏を録音、マイクからの音を録音とそれぞれ段階的に分けて行うつもりです。加えてMIDIインターフェースが欲しかったので、Rubix22の入力2系統✕出力2系統(ステレオ)で十分だと判断しました。

私は持っていませんが、iPhoneやiPadに接続すればそのまま認識するらしいのでiOS版のZenbeatsならタブレットやスマホでこれが活用できたんだなとちょっと悔しいです。「カラオケ+録音」ができるアプリさえ手に入れればまさにスマホで「歌ってみた」的なことが簡単にできると思います。

なお、外部電源は不要でUSB給電となっているので配線がシンプルなのも良いです。しかしこの機種はインターネット配信等での利用には機能的に不十分です。

YouTubeのネット動画配信が人気なご時世、世間のニーズからはちょっと離れているのかも知れませんね。パーソナルユースに近い製品。そう考えるとニーズはむしろ多いのかな?(品切れのお店が多かったし)

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